住まいを守り・生かし・彩る・塗装のプロ松原竜二

住まいを守り・生かし・彩る・塗装のプロ

松原竜二

「リペイン工房にして良かった！」と言ってもらえる企業をめざす

　「リペイン工房」の本社は各務原市。主要国道や東海北陸自動車道の各務原ICにも近く、便利な場所にあります。
　代表取締役である松原竜二さんの身体には、父の秀男さんから受け継いだ塗装のプロ意識が息づいています。「親子2代43年間に渡り、地域密着で屋根・外壁塗装のお仕事をさせていただいてきました。その姿勢は今後も変わりません。一番のやりがいは、数十年間に渡り家族を守ってきたお家を任せられ綺麗にしていく事や、ペンキが剥がれたり、めくれたりしていた箇所が一つひとつきれいになっていくのを見届けることのできる喜びと、完成した時にお客様から「ありがとう」と言っていただけることです。今までも、これからも『リペイン工房で良かった！』と言っていただける企業にしたいですね」と竜二さん。

　リペイン工房では「塗装を通じてお客様に感動ある素敵な塗り替えライフをお届けする事で、関わった全ての人たちに幸せになっていただきたい！」と、お客様との『絆』づくりに取り組んでいます。
　リペイン工房にとっての『絆』づくりとは、ありがとうの数から生まれるもの。塗り替え前の外壁にそれまで家を守ってくれた我が家に対する感謝の気持ちを込めて、お客様からメッセージや家族に向けての感謝の気持ちなどを書いて頂きます。そして、塗り替え工事完了後には、生まれ変わった住まいの写真とお客様が書かれたメッセージの写真、さらにはリペイン工房からお客様に対する感謝のメッセージを添えてプレゼントします。

　事務所の壁に掲げられているのは「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に人類社会の進歩発展に貢献すること」という松原さんの経営理念。
　自らの仕事に対する誇りと10人の社員を抱える経営責任者としての熱い思いが込められています。

「お客様からいただく金額以上の仕事をしろ」という父の言葉を胸に

　幼いころから父・秀男さんの働く後ろ姿を見て育った竜二さん。日曜日には現場にお弁当を届けて一緒に食べたり、高校生のころは夏休みになると仕事を手伝ったりしたこともあったそう。

「父は典型的な職人気質でとても無口な人。口に出してああしろ、こうしろと言われたことはありませんが、結果的に同じ道を選んだのは、高校生になって進路を考える際、『サラリーマンになるのもいいが、手に職をつけておけば仕事に困ることはない』と言われたのが、頭の片隅に残っていたのかも…」と、竜二さんは当時を振り返ります。
　卒業後は父の紹介で同業他社に就職。塗装のノウハウを一から学び、約10年の修業期間を経て父の元へ。共に仕事をするようになりました。
　当時、父から受けた助言で、忘れられない言葉があるといいます。それは塗装職人としての仕事に対する強いこだわりから生まれたものでした。「お客様からいただく金額には限りがある。でも、その金額以内で仕事をしようとするな。定められた金額以上の仕事をしろ」
　
　現在70歳を過ぎた秀男さんは第一線を退いてはいるものの、いまだ現役の職人。現場で親方として働く息子をあたたかく見守りながら、時に的確なアドバイスを与えています。

地域貢献でイメージアップ、未来につながる塗装の仕事

　リペイン工房のスタッフは営業・施工監理・施工の3部門に分かれており、月平均15件ほどの現場を請け負っております。元請としての建築業者からの依頼もあり、同業他社とのネットワークがあるのも強みの一つ。まじめで誠実な仕事ぶりには定評があります。
　しかし、近年訪問販売などによる悪徳塗装業者の被害が跡を絶たず、業界全体のイメージダウンにもつながりかねないことを竜二さんは危惧しており、お客様からも地域社会からもより信頼される仕事ができるよう、心がけています。

　また、会社の取り組みとして、数年前に全国の塗装会社の社長や親方などが加盟している「塗魂（とうこん）ペインターズ」に加入しました。「塗魂（とうこん）ペインターズとは塗装業界を盛り上げたいと思う同志が集まるボランティア団体。多くの塗装業者は3Kといわれる厳しい条件下でも、地域の家や暮らしを守るために地道に努力しています」と竜二さん。
　北は北海道から南は九州まで八つの方面に分かれ、それぞれのエリアで小学校や幼稚園、公園、道の駅などの塗装ボランティアを行っています。
　塗装の仕事の真価が問われるのは、実は塗装してから数十年後。その時になって、本当に良い仕事してくれたんだなと思ってもらえる企業になりたいと、竜二さんは信頼できるスタッフたちと共に未来への夢を共有しながら仕事に励んでいます。
　
（取材年月：2017年1月）

父親ゆずりの塗人魂を胸に、地域から信頼される塗装職人のプロ集団

「リペイン工房にして良かった！」と言ってもらえる企業をめざす

「お客様からいただく金額以上の仕事をしろ」という父の言葉を胸に

地域貢献でイメージアップ、未来につながる塗装の仕事

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