空き家の売却から片付け、家財のリサイクル、手続きまでまるごと対応

空き地、空き家の売却からお片付けまで、不動産のプロ

佐藤昌徳

#chapter1

空き家売却前に必要な片付け。実家売却の悩みをワンストップで請負う

住宅の7軒に1軒が空き家といわれる日本。空き家となった実家を相続し、売却を検討するも、「家財の片付けで悩んでいます」という方も多いと聞きます。
　不動産の売却は不動産会社に依頼できますが、自力でリサイクルショップに持ち込めないタンスや食器棚などの大きな家具や大型家電の処分は大変。引き受けてくれる業者のリサーチからはじめなければならないし、作業代も業者によってまちまちです。
　物不足の時代を経験している70代、80代は、物を捨てることに罪悪感があるため、衣類や布団、食器などを大量に所有している人が多く、実家を引き継いだ子どもたちの悩みは切実です。実家から離れて暮らしている人は、管理に通うだけでも大変です。
　
　「そんなときは、当社におまかせください」と話すのは、福島市に店舗を構え、「おうち不動産まるごと相談所」の看板を掲げる株式会社ビーティーアールの佐藤昌徳さん。平成28年から31年まで、ラジオ福島の名物情報番組『かっとびワイド』に出演し、『おしえてBTR』や『お出かけカガちゃん』などのコーナーで、不動産に関する様々な情報を提供してきました。名前や会社名を覚えているという方もいるのでは。
　「当社では、空き家の買取りはもちろん、家財のリサイクルやお片付け、ハウスクリーニングまでワンストップで請負います」と話す佐藤さん。片付けてほしい家の鍵を開けて頂ければ、作業の立会いも不要。リユースやリサイクルが可能なものは買取り、全体の作業代からその分を差引くそうです。

#chapter2

数多くのリサイクルショップを展開する東都クリエート。その一員だからできること

ビーティーアールが、空き家の仲介・買取りと家財のお片付け・リサイクルをワンストップでできるのは、福島・宮城・岩手・山形・茨城・埼玉・東京で、「BOOK・OFF」「Odin」「エコ市場」などのリユース・リサイクルショップを展開する東都クリエートグループの一員だから。
　片付けの前には、リサイクルショップのスタッフが現地に赴き、家財を一つ一つ査定します。リサイクル不可能なものを片付けする際も、環境への配慮とコンプライアンスを重視しているから、安心して任せることができます。

　また、他のリサイクルショップにくらべ、買取り品の幅が広いのも強みの一つ。
　「東都クリエートは、カンボジアやラオス、タイなど海外にもリサイクルショップを展開しています。東南アジアの中古市場では、日本では需要が少ないもの、意外なものが売れていますよ」
　料金は作業に要する日数やスタッフの人数によって異なりますが、見積もりは無料。また、ハウスクリーニングやリフォームを希望する場合は、取引き実績のある業者を紹介しているそうです。

#chapter3

不動産の困りごとを解決する手伝いをしたいから、「売りにくい物件」も断らない

ビーティーアールのもう一つの強みは、不動産鑑定事務所に23年間勤務した佐藤さんの豊富な経験です。「不動産の価格査定や調査には自信があります」と佐藤さんは胸を張ります。
　そんな佐藤さんのモットーは、「売却が難しそうな相談も断らないこと」。相談の中には、「物件が市街化調整区域内にある」など、一般的には売却が難しいとされるものもありますが、基本的に断ることはないそうです。
　「どんな物件であっても、できる限りお手伝いいたします。むしろ、不動産でお困りの方の解決のお手伝いをするのが、われわれの仕事ですから」と佐藤さんは話します。
　
　長年の経験で培った人脈の広さも佐藤さんの武器。「未登記の建物がある」「相続登記が済んでいない」などの場合は、長年つきあいのある司法書士や土地家屋調査士、不動産鑑定士を紹介するなど、他のプロシェッショナルとチームを組んで対応しているそうです。
　「住宅性能評価、既存住宅の瑕疵保険、空家・空地の管理など、土地と建物に関することなら何でもご相談ください。まるごと引き受けますよ」と佐藤さん。空き家の売却に限らず、不動産関係で困りごとのある方は、一度相談してはいかがでしょうか。

（取材年月:2019年8月）

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佐藤昌徳プロ

不動産業

株式会社ビーティーアール

不動産鑑定事務所に23年間勤務するなど不動産業に35年以上携わり、様々な物件を見てきた経験が強み。「難しい相談にも誠心誠意対応する」をモットーとする。

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