専門知識を持つスタッフと九つの法人を率いるコンサルタントが起業をサポート（1/3）

独立開業を成功に導くために、経営を多角的に捉えた「まるごと起業支援®」サービスを展開

　税理士法人や行政書士事務所など、九つの法人からなる「V-Spiritsグループ」を率いる中野裕哲さん。今でこそよく耳にするようになった「起業コンサルタント」という言葉を2010年に商標登録し、その道のプロとして活躍。独立開業を目指す人を成功に導くべく提供しているサービスが、「まるごと起業支援®」です。

　「経営というのは単純ではありません。ヒト、モノ、カネが関わりますから、業務は多岐にわたります。税金、給料、社会保険といったバックオフィス的なことから、利益を上げるための販促、集客戦略まで、あらゆる角度から考えなくてはなりません。私どもでは、これらの問題に一つの窓口で対応できます」

　多角的にサポートするため、税理士、行政書士、特定社会保険労務士、一級ファイナンシャル・プランニング技能士などの資格を有する中野さん。他にも、日本政策金融公庫の元支店長や、経済産業省系の創業補助金の元審査員など、各分野の専門知識を備えたメンバーがグループ法人に在籍しています。
　「事務所が入っている同じビル内に日本政策金融公庫の池袋支店もあり、連携がとりやすいのも特色です。また、私は起業に関する著書をこれまで16冊出版しており、ビジネス本を出したいという方にアドバイスもしています」

　実績が豊富であることから、逆に気後れする人もいるかもしれませんが、「どなたでも無料で相談を受け付けていますよ」と、気さくに笑う中野さん。「私の人生のテーマは、これから起業する人への支援です。これはぶれることはありません」と強調します。

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