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コラム
サービス導入時の事例紹介(機械専門商社)
2018年7月2日
経営陣の刷新や業務改善では改善しなかった業績
機械専門商社のB社は業績低迷によるモチベーションの低下が問題になったために、メンタルヘルスサービスを導入することになった事例です。
企業にとって業績が低迷すると、社内の雰囲気は悪くなりますし、それに伴って職場環境が悪くなるケースは少なくありません。
また、将来への不安や給与の削減など、従業員の受けるストレスは非常に大きくなるのが一般的でしょう。
B社の場合も、中堅職員が集団離職や業績悪化によるモチベーションの低下などで社内の雰囲気は非常に悪い状況でした。
また、経営陣の刷新や、業務改善、商品戦略等を進めましたが、業績の改善が見られなかったため、従業員のメンタルヘルスケアの充実や職場環境の改善によるモチベーションの向上を目的とした方針転換を求められました。
戦略を積極的に進めるためには、従業員のモチベーション向上が欠かせない
導入したサービスはメンタルヘルスカウンセリングサービスや、職場環境の改善を視野に入れたストレスチェック制度の導入及び調査、分析、各種メンタルヘルス研修の実施です。
メンタルヘルスカウンセリングサービスは、月に1度の定期開催でモチベーションが下がり、普段の業務にストレスを抱えている従業員を中心に実施しています。
これと並行してストレスチェックを全従業員に実施し、産業医との面談を繰り返すことで、個人のストレス要因の状況把握や、ストレス緩和策などが検討されます。
従業員に行われたストレスチェックの結果は分析した後に、会社へとフィードバックされストレス要因となっている職場環境の問題点の把握、改善策の検討などが行われました。
メンタルヘルスケアの充実により従業員のモチベーションが向上
これらメンタルヘルスカウンセリングサービスとストレスチェック、メンタルヘルスに関する各種研修を続けることによって、職場の意識が少しずつ変わり活発なコミュニケーションがとれる風通しの良い風土が出来上がってきました。
その結果、大量の離職者が出ることはなくなり、従業員の資質が安定したことにより、商品戦略やチャネル戦略等これまでの業績悪化を打開するためのステップへと進める環境が整いました。
B社の事例は業績悪化によるモチベーション低下が人材流出を招き、業務改善や戦略にまで影響を与えたケースですが、サービスを導入しメンタルヘルスサービスによって意識改革を行ったことで人的面での風土改革に成功した事例だと言えるでしょう。
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