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長島武

証券マン歴38年の独立系FP、CFP資格も持つ資産運用のプロ

長島武(ながしまたけし) / ファイナンシャル・プランナー

長島FP事務所

コラム

原油高をヘッジするETF

2024年4月6日

テーマ:投資

コラムカテゴリ:お金・保険

中東緊迫に動揺
昨日(4月5日)の日経平均は-781.06円の38992.08円で終わりましたね。新聞の解説でも原油高からインフレが意識され株価が下落したとありますね。世界の主な国は、景気が悪い時(コロナ下)、市場にお金をバラまきすぎて、景気が立ち直りをみせるとインフレを抑えるために資金を回収してますね。予想外に中東で原油高になると、インフレをおさえるどころか、物価が上がり、インフレが加速する懸念がありますね。中東で紛争など起これば、原油価格あがり、株式も下落する可能性も否定できませんね。ETFを使ってリスクヘッジもできますね。

1699ETF
銘柄コード1699NOMURA原油インデックス連動型上場投信、ETFです。
私自身、「原油の取引」と聞くと恐ろしくて、手など出せません。しかし、NOMURA原油インデックス連動型上場投信はETFで株と同じように市場で売買されていて、株式と同じ手数料ですね。値段を見て、市場が開いている時間には、いつでも売買できますね。売買単位は10口単位です。終値の453円なら453*10口=4530円、これに手数料(日本株の手数料と同じ)がプラスされますね。
原油価格が上がる時は、1699ETFも上昇しているのがわかります。
相関係数を見てみます。
相関係数はー1から+1になります。-ほど逆の動き、0に近いと無関係になりますね
1699ETFに対しての相関係数です。
1346日経225上場投信   0.357
1326SPDRゴールドシェア -0.038
ヤマックス        0.185
九州FG          0.006

一喜一憂する必要はないと思いますが、ETFは少額からでもヘッジできること。日経平均が原油高で下がる時も、その原油高に連動して上昇するETFがあること、知っていると活用する場面はあると思いますね。

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長島武

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