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長島武

証券マン歴38年の独立系FP、CFP資格も持つ資産運用のプロ

長島武(ながしまたけし) / ファイナンシャル・プランナー

長島FP事務所

コラム

2024年 投資の参考に15:アセットアロケーション日本編

2024年2月14日

テーマ:投資

コラムカテゴリ:お金・保険


2月9日に日経主催の半導体シンポジウムをZOOMで聞けました。全部を聞いていたわけではないですが、私が聞いていたときには、半導体は、携帯やパソコンだけではなく、自動車に大量の半導体が使われていると。今や、自動車は、人を運ぶだけの道具ではなく、ハイテク技術が搭載されていて、一つの起点になっていくと言われていましたね。日産のリーフが初めて出来てから約10年で電気自動車もおそろしく進化している。半導体を大量に使うことで車内の空間も広く使えるようになってきてると話されていましたね。上は、日経新聞2月11日の記事です。見にくいですが、半導体の循環を示しています。今は、円の一番下、在庫減少2023年12月です。これから在庫積み増しの時期になりますから、これをみるとタイミングも良いという事になりますね。米国はAI・日本は半導体バブルですか。パネルディスカッションでは、「熊本ではバブルがきているのではないですか」とコメントされる方もいましたね。
 2月13日
日経平均終値 37963.97円+1066.55円
米国もそうでしたが、日本も凄いの一言です。ずっと上がり続けることはありません。積み立て投資なら、上がっても下がっても気にする必要はないのですが、運用している企業型DCやイデコ、NISAは、タイミングを考える必要はあると思いますね。「どこでアセットアロケーションを考えるか」ですね。運用成績の9割を占めていると言われています。一年以内に使い道が決まっている資金の方であれば、より慎重にならないといけないと思いますね。
昨日書いたリーマンショク時の事を再度載せます。
             下落率
株式100%         -54%
株式80%債券20%      -40.6%
株式50%債券50%      -24%
株式20%債券80%      -8.6%
今の東京市場は、為替が円安の間は、企業業績が良くなると海外投資家の買いが継続していますね。日銀の副総裁もマイナス金利を解除してもその後、続けて上げる状況ではないと記者会見で先週、言われたので、為替に対する安心感からの買いが入っているのではないでしょうか。
次は、どのタイミングでアセットアロケーションをしたほうがいいのかを、今の状況で私なりに説明していきます。

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長島武

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