山々に囲まれた自然豊かな斗賀野地区で、移住者向けに住宅用地を販売（3/3）

家づくりについてもアドバイス。たくさんの人に移り住んでもらい、地域活性化に貢献

　田村さんの本業は自動車修理業。親から続くモータースの2代目として、板金塗装や自動車の販売、車検などを行っています。2014年にさかわソーラーを設立し、太陽光発電による売電事業も開始しました。

　現在の事業を手掛けるようになったのは、住民たちから寄せられた要望がきっかけだとか。
　「斗賀野地区は土地がたくさんあるのですが、当時は住宅を建てるのに適しているものはまだ少数でした。移住を促すため、整地して販売してほしいという声をいただき、地域の活性化に貢献できればと、新たな業界に参入することにしました」

　未知の領域にチャレンジすることとなった田村さんを力強く支えるのが、土地・建物に関する取引の専門家・宅地建物取引士の有資格者、門田健さんです。
　「太陽光発電事業で知り合い、不動産業を始めるにあたって誘いました。長年インテリアデザインや福祉関係、再生可能エネルギーの仕事に携わっているので、家づくりについてもアドバイスしています」

　佐川町では乳児後期健診の際、町で産出された木材で作った積み木を、赤ちゃんにプレゼント。乳幼児・児童の医療費を助成するほか、給食費の無償化などを実施しています。

　「行政による支援が充実していて、子育てする人たちに優しいんです。『緑が豊かなところで、伸び伸びと子どもを育てたい』という方々に移り住んでもらえるよう、今後さらにご紹介、ご提案できる案件を増やしていくつもりです。興味のある方は、気軽にお声掛けください」

（取材年月：2022年10月）

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⇒高知県南西部・佐川町斗賀野地区での住宅地の販売が強み