地域密着と丁寧な施工にこだわり、顧客を笑顔にする塗装技能士（3/3）

地域や業界のイメージアップにも貢献していきたい

　池田さんのもとでは、ドローンによる屋根の点検サービスも行っています。台風など災害時の備えとして破損箇所を確認できるのがメリットですが、普段、目にすることのない自宅の空撮映像を家族みんなで楽しむことができます。

　また、地元中学生に向けた職業体験を実施したり、ボランティアで公園の遊具を塗装したりと、CSR(社会貢献)活動にも精力的に取り組んでいます。

　「こういった活動を始めた理由は、地域に貢献したいという思いと、塗装業のイメージアップを図りたいという思いからです。『きつい』『危険』といったネガティブな印象を払拭して、業界全体を盛り上げていきたいですね」と池田さん。

　塗装業は専門性が高く、後進に引き継いでいくべき技術のひとつだと言います。「当社では新卒者を採用して一から育てています。以前は、仕事を覚えるにしても『先輩の背中を見て、目で盗め』というのが主流でしたが、今は時代も変わりました。しっかりコミュニケーションをとってノウハウを伝え、実践を通じて技を習得。職人として大きく成長してくれることを願っています」

　池田さんは、国家資格である「一級塗装技能士」のほか、「職業訓練指導員（塗装科）」の免許も保持。社員の資格取得にも注力し、技術向上に取り組んでいくとのこと。

「外壁塗装に関する仕事には自信があります。見積もり相談は無料で承っていますので、お近くにお住まいの方は気軽にご相談ください」と意欲を見せます。

（取材年月：2021年4月）

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