播磨エリアの実家・自宅に関する悩みにワンストップで対応（3/3）

困り事の本質を捉えるため、打ち合わせに時間をとり細やかにヒアリング

　40代は、子育てと看護師の仕事に奮闘する日々を送っていた河野さん。2級建築士である夫をサポートするために起業しました。
　「何も分からずお客さまの前には立てない」と、宅地建物取引士をはじめ建築や不動産に関わる資格を取得。住宅営業で経験豊富なスタッフもメンバーに迎え、事業の幅を広げてきました。

　「家づくりにおいては工事を終えることではなく、お客さまに満足していただくことがゴールであり目標」と河野さん。住まいの小さな不調にも駆け付けるなど迅速に対応してきました。顧客の約7割がリピーターで、マンションの1室をリノベーションしたことをきっかけに、同じ物件内からオファーが続いたこともあったそう。

　「土地活用のために太陽光パネルの設置と、土地の一部売却を依頼されたお客さまは、『将来にも備えたい』とご要望でしたので税理士をご紹介しました。さらに高齢のご家族のためにトイレを新設することになり、最終的には家中の既存トイレの改修も当方にお任せくださいました」

　信頼してもらえることがうれしく、やりがいにつながっていると笑顔を見せます。
　「お客さまが望まれていることが最初に出てくるとは限りません。打ち合わせにはしっかりと時間を取り、来談理由の背景にある本質的な目的や思いを丁寧にお伺いすることを大事にしています。片づけも含め、お住まいの問題は暮らしに大きく影響しますので、これからもお客さまに寄り添い、困りごとに応えていきたいですね」

（取材年月：2022年8月）

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