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山本賢治プロのご紹介
新しい技術を活用した測量により不動産の付加価値を生み出す(3/3)
ドローンなどの最新技術が切り開く、新たな可能性を開拓
ドローンや3次元レーザースキャナーといった先進機器の用途は、敷地調査や境界確定だけにとどまりません。
重要文化財など、設計図が残されていない歴史ある建物を3次元計測し、保存や研究につなげることができます。そのほか、採石場のような広大な土地の地形測量や土量計算も容易に。宅地造成されたエリアの場合は360度のパノラマビューで撮影し、一戸建て住宅の販売促進ツールとして活用することができます。
ここ広島には被爆した建物も数多くあります。山本さんは、広島県土地家屋調査士会の一員として、保存か解体かで揺れる旧陸軍被服支廠(ししょう)の建物をドローンやレーザースキャナーで測量してデータ化。県に寄贈しました。
「広島のこういった建物を3次元データにすることで、建物や部材の修繕に生かすことができます。また、VR(バーチャルリアリティ)映像にすれば、全国どこにいても平和学習を受けることができます」
今後は広島市内や近郊に支店を展開し、地域密着型のサービスを提供していく構想もあるそうです。個人の顧客に対しては、相続登記義務化によって増えることが予測される境界調査などにも力を入れていくつもりです。
「実は、土地家屋調査士って何をする人なのかあまり知られていなくて、人気はいまいちなんです。ドローンを使った測量などを知ってもらうことで、この仕事の魅力や面白さを感じてほしい、そして志す人が少しでも増えることを願っています」
(取材年月:2021年4月)
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