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小倉和也プロのご紹介
診察するのは病気ではなく人、家族、地域。支え合いながら自分らしく暮らせる地域社会の実現を目指す(1/3)
臓器や疾患に関わらず、その人丸ごとを診察する家庭医
八戸地域の大動脈、国道45号線沿いに建つ「はちのへファミリークリニック」。赤ちゃんを抱いたママから杖をついた高齢者まで、さまざまな患者が日々訪れます。院長・小倉和也さんは「家庭医」。診療科を超えて、外科・整形外科・皮膚科から精神科分野、漢方診療・子育て支援・家族の健康相談などにも対応する、青森県内では数少ない医師です。
「臓器や病気の種類に関わらず、症状が体なのか、心なのかにも関わらず、その人全体を診るのが家庭医。ケアのために症状の背景にある家族や地域、社会的な要素も含めて考えます。ほとんどの症状がここでカバーできますが、必要な場合は他の専門医に紹介しますし、患者さんが抱える問題を解決するために『社会的処方』といって、必要な社会資源や、場合によっては行政などにもつなぎます」
心身の不調を感じた時、誰でも来られる医療の窓口といったところでしょうか。
「例えばがんの疑いがある患者さんがいたとして、専門医に紹介して治療や手術をし、元気になったらまた私が診察します。残念ながら緩和ケアになった場合は在宅医療に切り替え、ご自宅で看取りまでやります。適切なタイミングで適切なところに紹介し、戻ってきたらまたこちらで責任をもって診療する。『紹介したら終わり』にしないことも大切です」
こういった家庭医が地区ごとに配置されているのが、北米やヨーロッパでは一般的なのだとか。日本でも今年、平成30(2018)年4月からスタートした新専門医制度のもとで、これからの医療に不可欠な存在として「総合診療専門医」が新設されました。
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