家族が長く住める快適な家づくりと整理収納のプロ
佐藤江理子
Mybestpro Interview
家族が長く住める快適な家づくりと整理収納のプロ
佐藤江理子
#chapter1
酒田市に住む佐藤江理子さんは、現在2児の母。自らも子育て真っ最中だからこそ、小さい赤ちゃんがいる時の暮らし、子どもが成長するにつれて変わる生活スタイルを肌で感じています。
「子どもの成長や家族構成の変化で、住まいに求めることも変わってきます。収納がどの程度必要か、どんな部屋の配置が良いか。それをあらかじめ想定した家づくりを、お客さまと一緒に考えています」。
佐藤さんの家づくりへの興味は、中学時代までさかのぼります。具体的に「建築士になりたい」と感じたのは、実家をリフォームしたときのこと。リフォームで家がよみがえる様子を目の当たりにし、同時にインテリアにも興味が生まれたそうです。
「大きな企業では、営業、設計、建築など部門によって担当者が変わり、総合的にお世話をして完成までサポートすることができませんでした。その過程の中での問題を、すべて見据えた上で解決していくことが、家づくりには大切だと感じたのです」。
その後 二級建築士、インテリアコーディネーターなどの資格を取得。 2008年、満を持して独立を決意し、「株式会社佐藤江理子建築工房」を設立。以来、子育てをしながら、佐藤さんならではの住宅づくりを行っています。
#chapter2
佐藤さんが重視する、お客さまに満足していただくためのこだわりは3つ。その1つ目は、「無理のない資金・返済計画」です。
家の新築は、たいていの人は一生で1回限りの大イベント。最大限に要望をかなえつつも、無理のない資金計画はとても重要です。国などの各種補助金の紹介、受給のためのサポートもしています。もちろん、子育て世代などの若い方も不安なく建てられるよう、お客さまの実績に沿った資金計画を一緒に考えます。
2つ目は、「ライフスタイルに合わせた居住空間」。お客さまの要望をそのまま形にするだけでなく、できるだけ要望を取り入れながら、暮らしやすい空間になるよう、‶主婦の目”で設計をします。
「階段の配置や部屋の間取りなどは流行がありますが、実際に生活をする場として考えればマイナス面も出てきます。また、台所や洗濯機、お風呂、トイレなどの水回りは、家事をする人がどのように動くかを考慮して設計します」。
そして、特徴的なのは収納の配置。あらかじめ、どこに何を入れるかをお客さまと話し合い、十分な収納スペースを確保します。そのため、家が完成して引越しをしても、片付けがとてもスムーズに行えます。
「どこに何を入れるか決まっているので、片付けがとてもしやすかった―と、よく言われます。片付けが苦手、と言う方もいますが、そのような方にも、ぜひおすすめしたいです」。
#chapter3
“3つのこだわり”の最後の3つ目は、「長く住める家づくり」。
家族の成長とともに変化する、住まいの役割。それを見据えての設計はもちろん、長年住んでいてもなお満足できるには、耐久性、安全性が必要です。
佐藤さんは、耐震性、耐久性、省エネルギー性、維持管理の容易性などが盛り込まれた国土交通省の「長期優良住宅」に申請し、認定を受ける努力も惜しみません。
「お客さまに長く住んでいただくため、最善の家づくりをしていますから、自信をもって『長期優良住宅』への申請もさせていただいています。それに、認定されると、住宅ローンや税金の優遇などメリットもあります」。
家づくりへの誠意と熱意、そしてこのような細やかな配慮は、「この人なら任せて大丈夫」と思うには充分なもの。これまで依頼してきた人の中には、やはり「佐藤さんだから決めた」という人もいたそうです。
「今まで多くの方にサポートしていただいてきました。これからは新築だけではなくリフォームにも力を入れたいと思っています。もちろん、インテリアや整理収納に配慮した“片付けられる家”を、これからも提案していきたいです」。
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Profile
家族が長く住める快適な家づくりと整理収納のプロ
佐藤江理子プロ
建築家
株式会社 佐藤江理子建築工房
母として、主婦としての経験と知恵をふんだんに取り入れた「長く住める家づくり」をご提案。水廻りや整理収納にもこだわります。無理のない資金計画や各種補助金の紹介から完成までをトータルサポート。
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