5年先まで見据えての資金繰り〜事業計画で起業支援（1/3）

開業後の3年間、報酬を最大半額にして夢を応援

　「自分のお店を持ちたい」「事業で成功したい」と独立開業を夢見ている人は潜在的に多いといわれる一方で、「開業の方法が分からない」という方もまた多いようです。内山瑛さんはそんな方達を応援したいと起業支援に取り組んでいらっしゃいます。
　内山さん自身が独立開業した人であり、「内山公認会計士・税理士・行政書士事務所」の所長を務めています。昭和62年生まれの内山さんは士業の中でも若手の所長であり、「同じように若い世代の方をサポートしていきたい」という思いが原動力となっています。
　夢がふくらむ店や事業について、どんなことをやりたいのかは思い描いていても、夢を実現するために「どう計画すればいいのか」が分からないケースがよくあるようです。同様に、必要な資金を調達するにも、適正な方法が分からないまま前に進めないというケースは珍しくないとのこと。「お金のことは一番知りたいのに、一番聞けない、聞ける相手がいないというお悩みが皆さんありますよね。まだ夢の状態でも構いませんから、とりあえずお金の相談が遠慮なくできる相手として話しに来ていただければと思っています」。
　何から始めたらいいか全然見当がつかないという方のために、初回1時間までは相談料無料で対応（事前予約のうえ）されていて、開業したての方向けには、開業してから最大3年間は料金を最大半額までにしてサポートする割引制度も設けています。その制度の理由を尋ねると、「これから新しい事業を始めようという時、私を一番に選んでくださった方には精一杯のサポートで夢を応援して、長くおつきあいしていきたいですから」とおっしゃっていました。

＜次ページへ続く＞

【次ページ】創業計画書の作り方や融資に適した金融機関など指南

次のページへ