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最小限の金額で、最善・最適な塗装を提案

実直に塗料のパワーを最大限活かす住宅塗装のプロ

宮野太郎

建物内外装の「たろぺん」代表 宮野太郎氏
たろぺん 住宅外装の工事現場での宮野氏

#chapter1

地元を知り、塗料・塗装を熟知した上で、正直な提案と見積もり

 大規模から小規模まで、あらゆる建物の内外装を手掛ける「たろぺん」代表の宮野太郎さん。この道22年になる宮野さんが常に追求するのは「質の高い塗装を最小限の金額で行う」ことです。というのも、まだ建物の塗装に関して一般のお客様がご存知ないことが多く、「例えば住宅外装の塗り直しについて5年〜7年と短く思い込まれている方も少なくないようです。でも本来の良い塗装なら10年〜15年の周期で済むのです」とおっしゃいます。

 そんな宮野さんが塗装を「ハウスメーキャップ」と表現するのにはワケがあります。「お化粧と同じで、表面に高い塗料を使えば一見きれいに見えますが、下地がしっかり出来ているのとそうでないのとでは、仕上がりの美しさも、持ちの良さも雲泥の違いとなって表れます」。実際、ほんの数年で建物の表面全体が劣化してしまう事例も見てきたことから、塗料の最適な選定はもちろんのこと、塗料の持つパワーを最大限に引き出す下地や施工方法の吟味に少しの妥協もありません。

 また、塗装は立地や気候風土の影響を強く受けるため、施工者が地元をよく知っていることも重要です。海や山に近ければ、それぞれに潮や湿気の影響を充分に考慮し、通風や陽当たりについても配慮するのが当然と宮野さんは考えます。塗料のこと、塗装のこと、地元のことを知る塗装職人として、当たり前の知識や心配りを前提のうえで、見積もりの要望があれば必ず現場にうかがい、測量・診断をした後に見積もりを提示。「見積もりが出たからといって、すぐに工事をする必要もありませんし、本当に今塗り替えすべき時期かも含めて、正直にご相談に応じています」。

#chapter2

心から信頼できる職人集団により、キッチリお見積もり予算内で

 宮野さんは「お見積もり金額以外の請求書はあり得ません」と断言します。「もし塗装の追加工事が出たら、それは見積もり不足で自分の責任です。お客様が予定外の費用に心を痛めるようなことはあってはならないですから」。

 お見積もりに充分ご納得いただいた後、施工時期の選定をし、次に色の選定へと進みます。
 色はカタログの見本チップで比較するのではなく、実際に3色でも4色でも試し塗りをし、お客様のイメージに近づける調色をします。また、表面の凹凸の仕上げについても、見本を実物の壁に施して見ていただく念の入れようです。
 そして施工にあたるのは、宮野さんが絶大の信頼をおき、顔が分かる職人集団です。「会社組織にしていませんし、特定の団体にも所属せず、広告宣伝もしていませんが、かかる経費を極力抑えながらも高い技術力で結集して、純粋な材料費と施工費をご提示したいと考えています」。

塗装に限らず、何か家屋に不具合があれば対応できる専門業者と連携し、原因の追及や修繕の見積もり・ご相談の手配も行っているとのこと。こちらもご相談は無料。もし、配線、屋根、瓦などで修繕の必要があれば、塗装の足場を他の業者にも快く提供しているそうです。工事期間や費用など、お客様の負担を少しでも軽くしたいという想いがそんな協力の精神となっているようです。

たろぺん 工事現場に掲げられた「たろぺん」のロゴシート

#chapter3

お施主さんも驚く何層もの塗装が、丈夫!長持ち!美しい!の秘訣

 宮野さんに外装の際の塗装手順をうかがうと、様々な塗装の層が何重にも家を守っていることが分かります。宮野さんの手順を簡単にご紹介しましょう。
1.現状の汚れやサビの除去 2.サビ止め、穴の補修&下地処理(下塗り) 3.下塗り 4.中塗り 5.塗料に厚みをもたせるための上塗り一回め 6.塗料定着のための上塗り二回め …以上が基本手順で、これよりも塗りを増やす場合もあるそうです。

 「お施主様から『なんでそんなに何回も塗るの!?』とよく驚かれます(笑)。その理由は日本を代表する塗料メーカーの施工手順を守り、塗料の力を最大限に発揮させることができるからです。これは父が塗料の販売に従事していたことから、父から徹底的に学んだ知識と技術です」。きれいに塗るのは当たり前と考え、日光にも風雨にも長く耐える強い塗装を良心的な価格で実現する。「それが本当の塗装の技術ですから」と爽やかに語る宮野さんです。

 家の外装はもとより、内装や家具の塗装なども手掛け、施工後の点検も実施。ご相談の曜日や時間帯はお客様のご都合に合わせ、お急ぎのご相談および施工をご希望の場合には出来る限りの対応を心がけているとのことなので、まずはお気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

(取材年月:2012年7月)

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専門家プロフィール

宮野太郎

実直に塗料のパワーを最大限活かす住宅塗装のプロ

宮野太郎プロ

職人

たろぺん

高校卒業後(浜商野球部員として)現在まで 人一倍塗料と塗装の勉強をしてきました塗装作業以外の余計な経費をなくす事で 実現した低価格の割に 優れた技術です

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