マイベストプロに登録している専門家の方に、集客効果のあった事例を伺います。今回は、大道芸人の田久様にお話を伺いました。

田久朋寛様
大道芸人
田久 朋寛(大道芸人たっきゅうさん)

大道芸人として13年のキャリアを持つ。老人介護施設や高齢者大学等で、大道芸とレクチャーとヨガをミックスした健康講演会「ユーモアセラピー」を開講。笑いで健康を促進する大道芸の専門家としてマイベストプロ京都に登録。

関西の高齢者施設を中心に、笑いとヨガをミックスした健康講演会「ユーモアセラピー」を開講している田久さまは、2008年から大道芸人としてのキャリアをスタート。2014年には高齢者向けの講演活動、介護施設での慰問レクリエーションを開始しました。
施設では「大道芸の実演」「笑いと健康に関するレクチャー」「笑いヨガ体験」の三部構成でレクリエーションを展開するほか、講話やワークショップなどを行っています。

マイベストプロとは2018年に出会い、ご活用いただいています。当時田久さまは、自社ホームページではなかなか専門性を理解してもらえない、理解してもらいにくいという課題をお持ちでした。マイベストプロで実施している「SEO対策」と「サポート体制」に魅力を感じてご登録いただきました。

自分の言葉で説明しづらいサービスだった

自分でホームページを作り運用していましたが、パッと見ただけではイメージしづらいところがあり、私の取り組みや活動を紹介することに限界を感じていました。

集客のために、自分のノウハウを発信する必要があるということは理解していて、自社ホームページのブログ機能を使って書いていましたが、全体的に内容がぼやっとしてしまってわかりづらくなっていました。もっと効率よく情報発信できるツールがないか探しました。

情報発信に集中できる環境が整っていた

かなり直観的に登録を決めました。強いて言うならば、コラムが追加しやすいサイトだったからです。また、SEOを気にし始めると、自社サイトの改善などを繰り返さなくてはいけなくなることも懸念していました。マイベストプロでは、常に最新のSEO対策に取り組んでくれるということも決め手となりました。

自分が培ってきた専門知識を発信することに、集中できる環境が整っていると思ったのが大きな理由でしょうか。

雑誌での執筆、テレビ・ラジオ出演、商業出版を実現

田久さまは、サイトを公開して6カ月くらいたった頃からマイベストプロのコラム機能を利用して記事投稿を開始しました。

コラムを書き始めると、まず雑誌の出版社から執筆依頼が入りました。その後も自身のコラムをベースに企画をつくり、施設や行政へ案内したところ、依頼が2件入ったと言います。

直近ではNHK「ぐるっと関西おひるまえ」、KBS「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」といったメディアにも出演自著の商業出版を実現しています。

コラム投稿開始後、すぐに雑誌の執筆依頼につながった

コラムを書き始めて、わりとすぐに雑誌からの執筆依頼を受けることができました。マイベストプロの掲載前からも雑誌への執筆は行っていたのですが、新たな取引につながったことは、モチベーションになりました

もっと早くからコラムに取り組んでおけばよかったです(笑)。

月2~3件の問い合わせがコンスタントに

私の場合、インターネットを中心としたマーケティングだけではなく、DM(ダイレクトメール)なども駆使して高齢者施設へアプローチをするので、一概にマイベストプロに起因する反響だという判別が難しいのですが、「相対的に見て影響している」と言っていいと思います。

アフターコロナと呼ばれる時期からは、月2~3件の問い合わせをマイベストプロを通じてコンスタントにいただくようになりました

コラムをベースとした企画を持ち込み商業出版が実現できた

大道芸人たっきゅうさん2021年9月14日プレスリリースより

いままで手掛けてきたコラムをベースに、2021年に商業出版をすることができました

自費によるものではない商業出版は、いつかはしたいと考えながらコラムを執筆し、企画をとりまとめて出版社へ持ちこんだ結果、採用してもらうことができました。

書き溜めていたコラムを、高齢者の方が読みやすいよう、出版用に編集しなおしました。livedoorニュースやgooニュースなど各種メディアと提携しているJIJICO(※)への執筆などを、企画書へ盛り込めたことも良かったと思います。

※JIJICOとは、マイベストプロが展開する専門家が執筆するWebメディアです。
>専門家による時事記事やお役立ち情報を発信するWEBメディア「JIJICO」

マイベストプロの活用方法は?

マイベストプロの活用や運用にあたって、どのような取り組みをされているのか伺いました。

――どのように活用をされていますか?

現在150本ほどのコラムを掲載しています。最近はなかなか新しいコラムを書く時間がとれませんが、安定したアクセスを得ることができています。

コラムを書くにあたり「キーワードの調べ方」「キーワード選定の仕方」について担当者に丁寧に説明してもらい、SEO対策上やっておいた方が良いことを知ることができました。

今でも、教えてもらった手法を中心に執筆しています。検索キーワードが探せる「サジェスト機能」が管理画面に実装されていて、これはとても役に立っています

自ら情報発信をしなければならないということは、ネット上やマーケティングコンサルタントの方などもしきりに伝えていることで、ワードプレスなどをベースに一からSEOを意識して立ち上げ、体制を整えるのは時間と労力がかかりかなり大変です。

まだ情報発信がしたことがない、今から発信ツールを整えようと考えている中小の経営者の方がいるのであれば、気軽にはじめられて、そういった専門的なツールが揃っているマイベストプロを利用することも一案としておススメします。

――記事の執筆に工夫はされていますか?

商業出版をしたいと考えていたため、コラムのテーマがストーリー仕立てになるように記事の内容などを組み立てました。

ニーズのある分野であれば、マイベストプロでコラムを書いていれば商業出版の声がかかると思いますが、私の場合はマイナーな分野だったので、企画書にまとめて持ち込むことで商業出版につながりました。

また、取材記事をそのまま印刷できる機能を使ってプリントしたものを、資料として講演先で配布したりしています。「どんなことをされているんですか?」などと聞かれたりしたときに配るようにしています。

マイベストプロの取材記事やプロフィールには、私という人間の人物像や活動内容をすべて書き記しているので、顧客となる皆さんに信頼性を感じてもらえるのが魅力かと思います。また、デジタルだけではなくアナログでも活用できる有効なツールではないでしょうか。

今後の取り組みについて

――今後どのような展開を検討されていますか?

ターゲットを高齢者に絞り、コラムを執筆していくことで商業出版を実現しましたが、現在ターゲットを少し変えたテーマ設定でのコラム執筆と商業出版を企画しています。

これまでやってきたことの集大成として、異なる分野でもニーズがあるのではと可能性を見いだし、現在準備しています。

先日出版した際はクラウドファンディングにも取り組み、思った以上に反響をいただいたので、今回もその仕組みを取り入れてチャレンジしてみようと考えています。

編集部まとめ

今回は、高齢者施設に向けて、笑いと健康を軸にした講演やレクリエーションに取り組む田久さまが、マイベストプロを通じて、どのような活動をされているのかをご紹介しました。

ポイントは、ターゲットを高齢者施設、高齢者関連のユーザーにしぼり、キーワードを意識したコラム執筆にあります。

また、関係者が高齢者、行政なども含めた福祉施設関連ということもあり、信頼性をベースとしたコミュニケーションツールとしてマイベストプロをご活用いただいています。ネット上での情報発信といったデジタルだけではなく、営業資料として取材記事を印刷するなど、アナログ面で生かしてもらえるところもポイントになっています。

マイベストプロは単純にインターネットからの問い合わせを得るということにとどまらず、「信頼」という視点からもターゲット層にアプローチすることができます。

マイベストプロでは「Webマーケティングで何か物足りなさを感じている」「一人では、情報発信などにじっくり取り組めない」という個人事業主、経営者の方に向けて、新聞社・テレビ局の信頼感と、Webマーケティングに関するサポートを通じて、質の高い見込み顧客が集まってくる仕組みをご提案することができます。

※本記事内の数値や画像などの情報はすべて取材時点のものです
※本記事内の実績は取材先調べによる数値です

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