うまさきせつこのお客様の声一覧
K.M様
時期:2012年07月回数:10回以上
40歳過ぎて「大人バレエ」「いくつからでもバレエは始められますよ」「トゥシューズもはけますよ」飛びついた。固い体でもレッスンは楽しく、いろんなパもできるようになった。しかし3年たっても、なかなかトゥシューズを履いても良いとは言われない。同じころに習い始めた少女たちはどんどんトゥシューズクラスへ。発表会当日には肉離れを起こす。3年間教えてくれた先生は「大人から始めてもだめよ。骨盤だって開いてないんだから。怪我しないように楽しむだけにしておかないと。」入会当初の言動との違いに唖然とした。年齢的にダメなら、なぜ期待を持たせる言い方で入会を促したのか・・流れ作業で「バレエもどき」のレッスンに月謝を払ってきたことが無性に切なかった。どうすれば怪我をせずに、この年齢からトゥシューズを履いて、バレエができる?必死で探した。ピラティスやフロアーバレエ、バー・オソル。どこも最初の勧誘は優しい。「必ずできますよ」しかし、実際に入会すると「感覚は自分でつかむもの」と突き放される。指摘は容赦なく叱咤されるが、どうしたらそうならないかは「気を付ける」しかないと言う。解剖学の本を読んでも、わからない。次の先生には全体重をかけて押されて何度も悲鳴を上げた。「誰でも筋肉が柔らかくなっていくのに必要な過程」と教わり、ひたすら耐えた。「努力が足りません」と言い放たれたその一言で、私は2つ目のバレエ教室をやめた。それでも探しに探した。「ボディコントロール」聞きなれない・・モダンの先生?でも「コントロール」の文字が私を惹きつけた。自分の身体を「コントロール」できるの?せつこ先生のレッスンは「妙」だった。立つ・座る・寝るだけでも、体験の私につきっきりで、本当に丁寧に教えてくれるのだ。有難いし、よくわかる。でもこんなところからやってたら、私はおばあさんになってしまう・・と焦る。他の皆さんは私より年上のようだが、バーやセンターになってびっくり!正確なプリエ、アラベスク、パッセ。大人になってから始められたとのこと。絶句した。基本がしっかりできていれば怪我はしない。しかも年下の私よりうんと伸びやか。そして「妙」なのである。先生が「ここです。私の手に沿って送って。そうそう」と丁寧に触れて誘導されると「あ~ここですか・あっ!つながりました!うわ!気持ちいい!」・・・・・・・・・気持ちいい? あんなに伸ばされて痛くないの?ここって?送る?つながる?生徒の皆さんが「しなやか」なのは一目瞭然である。それがレッスンの成果を物語る。そして明るい。先生は容赦ないが、感覚がつかめるまでつきっきりで、手をかえ、品をかえ、説明にも余念がない。生徒さん同士のグループダイナミックスの効果もすごい。真剣だが恥をかく恐怖がない。なんなのだ。ここは。先生の誘導に従い、体が矯正されていく。こまめに写真を撮ってその場で違いを見せて下さる。「ここ引き寄せましょう」と肩甲骨から背骨と先生の優しい手がなぞられる。なぜ見えてるんだろう?背骨や筋肉に順番に豆電球がついていく感覚。でもつかずに途切れる部分もある。そこも先生には見えている。生徒の皆さんもじ~っとみて同じように言われる。「下半身がつながりにくいのね」「脇が抜けるんだね」外側でなく内側を見ているのだ。すごい。入会し、1年くらい経った頃、写真を見て驚いた。自分がしたいポーズが驚くべき姿で写っている。先生があれだけじっくりやって下さった寝た姿勢から体に覚えこませてきたからだと気づく。「ここまで上げる!」と持ち上げられたのではない。顔を真っ赤にして踏ん張ったのでもない。亀の甲羅からちょこっと出てた脚が、本当はこんなに内蔵されてたんだというくらい優雅に泳ぐ亀を見た気分。指導する先生方は、ご自身が教わった通りに教えて下さる。しかしせつこ先生は更に編み出したのだ。生きた別の人間に「コントロール」を教える技や言葉や感覚を。各々の違いを楽しんで、その人の弱点を自分自身にコピーし、それを自分で動かしてみて、体にカルテを書き込むような感じである。先生自身が歩く「人間のフォルダ」なのだ。今や不思議なくらいこのレッスンなしではいられない。せつこ先生は生徒の悪い癖の物真似が抜群にうまい。しかし傷つかない。その通りだ!と笑い転げてしまう。先生は私たちを信じて疑わず、ご自身があきらめない。「あなたならいける!」は闇雲ではない。先生の目に私の身体は見通され、本気で伸びてくる体を待つ、引っ張る、促すをひたすら地道に繰り返しておられるのだ。この話をしだすと泣けてくる。
サービス内容:自分でコントロールできる体、怪我をしないで踊れる体になりたい。
2013年9月23日投稿
参考になった・89
※お客様の声は、うまさきせつこプロがお客様から頂いたご意見・ご感想を掲載しています。
K.M様
女性/40代/会社員時期:2012年07月回数:10回以上
この話をすると泣けてきます
40歳過ぎて「大人バレエ」
「いくつからでもバレエは始められますよ」「トゥシューズもはけますよ」
飛びついた。固い体でもレッスンは楽しく、いろんなパもできるようになった。
しかし3年たっても、なかなかトゥシューズを履いても良いとは言われない。
同じころに習い始めた少女たちはどんどんトゥシューズクラスへ。
発表会当日には肉離れを起こす。3年間教えてくれた先生は
「大人から始めてもだめよ。骨盤だって開いてないんだから。怪我しないように楽しむだけにしておかないと。」
入会当初の言動との違いに唖然とした。
年齢的にダメなら、なぜ期待を持たせる言い方で入会を促したのか・・流れ作業で「バレエもどき」のレッスンに月謝を払ってきたことが無性に切なかった。
どうすれば怪我をせずに、この年齢からトゥシューズを履いて、バレエができる?
必死で探した。ピラティスやフロアーバレエ、バー・オソル。
どこも最初の勧誘は優しい。
「必ずできますよ」しかし、実際に入会すると「感覚は自分でつかむもの」と突き放される。
指摘は容赦なく叱咤されるが、どうしたらそうならないかは「気を付ける」しかないと言う。
解剖学の本を読んでも、わからない。
次の先生には全体重をかけて押されて何度も悲鳴を上げた。
「誰でも筋肉が柔らかくなっていくのに必要な過程」と教わり、ひたすら耐えた。
「努力が足りません」と言い放たれたその一言で、私は2つ目のバレエ教室をやめた。
それでも探しに探した。
「ボディコントロール」聞きなれない・・モダンの先生?
でも「コントロール」の文字が私を惹きつけた。自分の身体を「コントロール」できるの?
せつこ先生のレッスンは「妙」だった。
立つ・座る・寝るだけでも、体験の私につきっきりで、本当に丁寧に教えてくれるのだ。
有難いし、よくわかる。
でもこんなところからやってたら、私はおばあさんになってしまう・・と焦る。
他の皆さんは私より年上のようだが、バーやセンターになってびっくり!
正確なプリエ、アラベスク、パッセ。
大人になってから始められたとのこと。絶句した。
基本がしっかりできていれば怪我はしない。しかも年下の私よりうんと伸びやか。
そして「妙」なのである。
先生が「ここです。私の手に沿って送って。そうそう」
と丁寧に触れて誘導されると
「あ~ここですか・あっ!つながりました!うわ!気持ちいい!」
・・・・・・・・・気持ちいい? あんなに伸ばされて痛くないの?ここって?送る?つながる?
生徒の皆さんが「しなやか」なのは一目瞭然である。
それがレッスンの成果を物語る。そして明るい。
先生は容赦ないが、感覚がつかめるまでつきっきりで、手をかえ、品をかえ、説明にも余念がない。
生徒さん同士のグループダイナミックスの効果もすごい。真剣だが恥をかく恐怖がない。
なんなのだ。ここは。
先生の誘導に従い、体が矯正されていく。
こまめに写真を撮ってその場で違いを見せて下さる。
「ここ引き寄せましょう」と肩甲骨から背骨と先生の優しい手がなぞられる。なぜ見えてるんだろう?
背骨や筋肉に順番に豆電球がついていく感覚。
でもつかずに途切れる部分もある。
そこも先生には見えている。
生徒の皆さんもじ~っとみて同じように言われる。
「下半身がつながりにくいのね」「脇が抜けるんだね」外側でなく内側を見ているのだ。すごい。
入会し、1年くらい経った頃、写真を見て驚いた。
自分がしたいポーズが驚くべき姿で写っている。先生があれだけじっくりやって下さった寝た姿勢から
体に覚えこませてきたからだと気づく。
「ここまで上げる!」と持ち上げられたのではない。顔を真っ赤にして踏ん張ったのでもない。
亀の甲羅からちょこっと出てた脚が、本当はこんなに内蔵されてたんだというくらい
優雅に泳ぐ亀を見た気分。
指導する先生方は、ご自身が教わった通りに教えて下さる。
しかしせつこ先生は更に編み出したのだ。
生きた別の人間に「コントロール」を教える技や言葉や感覚を。
各々の違いを楽しんで、その人の弱点を自分自身にコピーし、それを自分で動かしてみて、体にカルテを書き込むような感じである。先生自身が歩く「人間のフォルダ」なのだ。
今や不思議なくらいこのレッスンなしではいられない。
せつこ先生は生徒の悪い癖の物真似が抜群にうまい。
しかし傷つかない。
その通りだ!と笑い転げてしまう。
先生は私たちを信じて疑わず、ご自身があきらめない。
「あなたならいける!」は闇雲ではない。
先生の目に私の身体は見通され、本気で伸びてくる体を待つ、引っ張る、促すを
ひたすら地道に繰り返しておられるのだ。
この話をしだすと泣けてくる。
サービス内容:自分でコントロールできる体、怪我をしないで踊れる体になりたい。
2013年9月23日投稿
参考になった・89