合格体験記

私は、13歳から18歳までカナダの現地校に通いました。
卒業後は日本の大学に通うため、帰国しました。大学の一般入試受験のため、帰国後は日本のカリキュラムの勉強に時間を充てねばならず、英検の受験は後回しになってしまっていました。しかし、家族の勧めもあり、「いつか英検1級を！」という思いは常にありました。

大学2年生になった今年度、コロナウイルスの影響で授業がオンラインになり、時間にゆとりができたため、「今がチャンス！」と思い、英検の受験を決めました。
英検対策をしていく中で「英検1級道場」のウェブサイトを見つけ、山中先生にご連絡し、2次試験の面接対策でお世話になりました。

山中先生は英検1級の二次試験を知り尽くしておられます。
私の場合、二次試験対策では、時間制限や参考書などに書かれている面接の「型」を気にしすぎ、言いたいことを伝えられないと感じることが多かったのですが、山中先生のレッスンを通して、「型」に当てはめるよりも自分の言葉で伝えることの方が重要だということに気付きました。

受験にあたり、私が行った勉強方法を書かせていただきます。参考なれば幸いです。

なお、勉強開始前の英語力は高校3年生の年にTOEIC990点。
その後、英語にあまり触れない期間が2年半ほどありました。


1）リーディング

・英検1級長文読解問題（旺文社）

・過去問6年分

・7日間完成英検1級予想問題ドリル（旺文社）

・出る順パス単（旺文社）

半年前から2日に1回程度、少しずつ解いていました。試験直前には、持っていた問題集はすべて解き尽くしてしいたので、受験の1週間前に「7日間完成～」を新たに追加し、本番形式の問題のみを解きました。
ボキャブラリーに関しては、現地校の授業はすべて英語だったので、科学分野や社会学分野などで使われる用語は大体知っていました。しかし、1級の頻出単語を網羅するために、半年くらいかけて「出る順パス単」で総復習をしました。


2）リスニング

・過去問6年分
リスニングに特化した対策はしませんでしたが、問題形式に慣れるために、本番の1か月前くらいから過去問を解き始めました。


3）ライティング
・英検1級ライティング大特訓（アスク）

・英検分野別ターゲット英検1級英作文問題（旺文社）

幅広いトピックを網羅するために、「英検1級ライティング大特訓」を一通り読み、ライティングで使えそうなフレーズを書き出しました。どのトピックが出ても、根拠となるポイントを3つ挙げられるように、トピック毎に要点をまとめました。スピードを上げるためにも、半年前から1日1トピックずつ書くようにしていました。