家族の健康と幸せを守る家づくりに真摯に取り組む（2/3）

リフォームを提案、新ショールーム「古民家　蔵喜」

　「家は大切に使っても年月が経つと必ず劣化していきます。住む人のライフスタイルや家族構成も変化。それに合わせて家をリフォームすると、何世代にも渡って長く住み続けられるようになります。愛着もより増していきます」と山下さん。山下ホームでは、家族の思い出がたくさん詰まった家をより快適にするためのリフォームにも力を入れています。そのための拠点として、平成26年12月に魚津市吉島にオープンしたのが新ショールーム「古民家蔵喜(くらき)」です。

　85年近く経った古民家を再生させたもので、黒い瓦に漆喰の豪壮なたたずまいが印象的。中に入ると、太い梁に柱、吹き抜けの大空間が迎えてくれます。一般住宅のリフォームや古民家のリノベーション、ガーデン＆エクステリアの相談を受け付けるほか、木のおもちゃやテーブルウェアなど雑貨の販売スペース、カフェスペース、モデルルームなども設けています。カフェスペースでは、ランチや和のスイーツ、コーヒーなどが楽しめます。「古民家の吹き抜けの和室をエントランスやカフェに、畳の間続きの空間を展示・雑貨コーナーにリノベーションさせました。落ち着いた和の雰囲気のLDK、明るい雰囲気のLDK、キッチン、浴室など、リフォームの参考になる展示室を設けました。蔵喜は住まいづくりを提案する場としてはもちろんですが、地域のコミュニケーションの場として活用されることも願っています」

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