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コラム
幼児と老人の歩行の特徴
2012年5月1日 公開 / 2014年7月17日更新
【幼児の歩き方】
幼児の歩き方は両脚を開いたまま爪先を外に向け(外股)、カカトをあまり接地することがない。さらに、歩行の為の脚の筋や、腱の発達が未熟で、頭や体が大きくて重いため、一歩踏み出す度にその足に体重が移動するので、歩行時は左右に大きくぶれやすい。そこで転ばないように両腕、両手でバランスを取りながら、前のめりにヨチヨチあるく。このため、大人のようにまっすぐ歩くことができない。外股でつま先から着地するので、靴底はカカトが減らない代わりにつま先の外側部にすり減りがみられる。
【老人の歩き方】
骨粗鬆症、変形性膝関節症をはじめ老化が著しい場合には正しい歩き方を継続するのは困難です。その歩き方の特徴は背中が曲がり、腰もまっすぐに伸びず、常に膝を曲げたままの姿勢のせいで歩行時に必要以上の筋力を要するので大変疲れやすい。
また、蹴り出しも弱く、なるのですり足になり、路面のちょっとした凹凸にもつまづいて転びやすくなる。さらに両脚の間が開いた状態になるので一歩踏み出す度に、その足に体重がかかり、歩行中の左右のぶれが大きくなり、また歩幅は短くなる。
今、家族で幼児も老人も一緒に生活しているので違いがわかります。横揺れは足が弱いので見られます。
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