舘野立人プロのご紹介
鍼灸専門学校の教員が手掛ける、続けたくなる体の整え方(1/3)
中医学をベースにした強めの刺激から刺さない鍼まで、自分に合った刺激量を選べる
JR大塚駅から徒歩約3分にある「大塚ひりゅう鍼灸院」。運営会社「ひりゅう」代表で院長の舘野立人さんと妻のひろみさん、各スタッフがそれぞれのスタイルで鍼灸ケアを行うのが特徴です。
「鍼(はり)の太さや刺す深さ、経穴(ツボ)によって無数のケア方法があるため、『施術法に正解はない』をモットーに、スタッフの得意分野を尊重しています。施術はマンツーマンだからこそ、人と人との相性が大切。自分に合った担当者に出会ってほしいですね」
鍼灸師を選ぶ目安として、スタッフごとに「鍼の刺激量」を示しているのも、舘野さんのアイデアです。
「刺激量を0~10で数値化しています。痛みが苦手な方には、鍼を当てるだけの〝接触鍼〟や〝鍉鍼(ていしん)〟という刺激が少ない方法も。固まっている筋肉に鍼を刺したときに感じる〝響き〟を好む方には、刺激を強めることもできます」
舘野さんは、刺激量「4~10」で、中国伝統の中医学と現代鍼灸をベースにした施術を行います。まずは問診で、顔色や舌、脈など全身の状態を把握。
「中医学では、不調が出ているところだけでなく、体全体のバランスを見ます。また現代鍼灸では、解剖学や生理学など西洋医学的な観点から不調をとらえ、滞りのある経穴を見極めています」
得意とするのが、背骨の際に沿って鍼を刺す手法「盤龍刺(ばんりゅうし)」です。
「背中の中心を通る経絡(けいらく)の流れにアプローチし、固まった筋肉をゆるめ、本来の動きを取り戻すよう導きます。息を吸ったときに胸が広がりやすくなり、呼吸が深くなることで自律神経を整えたり、筋肉の緊張をほどいたり、さまざまな作用が期待できます」
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