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越野泰明

ジュエリーをよみがえらせる専門家

越野泰明(こしのやすあき) / ジュエリーデザイナー

相談できる「宝石屋さん」-箕面のちいさな宝石屋-

コラム

必見!!これがジュエリー職人の技術とアイデア

2020年5月30日

テーマ:こんなこともできます

コラムカテゴリ:くらし

基本的には私自身が、お客さまのご要望に耳を傾けながら、
デザインのご提案やご説明をさせていただいてます。

ただ、残念ながら、私は職人(作り手)ではございません。

ここでいうのもなんですが、そのあたりが私自身の最大な弱みかなと思っています。

しかし、そのあたりの事実をしっかりと受け止めて、時にはお客様のご相談を
作り手であるジュエリー職人に持ちかけてアドバイスをもらうこともあります。

やっぱり実際、作ってる人というのは

「できるできない」

の判断基準を持っているので、とてもアドバイスが的確。

職人さんによってはとても発想力があって、

「へ~、こんなのできるんだ・・」

って私自身が驚かされるような提案をしてくれることもあります。

今日は、そんな驚きを隠せなかったリフォーム事例をご紹介いたします。





スペサルティンガーネットの素敵なデザインリング♬

ただ、お客様ご自身が少し飽きがきたそうで・・。

特に横側にセッティングされている、オニキスと白蝶貝の部分が
お気に召さないようで・・。

「その部分を単純に切り取ってしまいましょう」

おそらく、多くのジュエラーと言われる方はそのようなご提案をするかと思います。

一方、今回のお客様のご相談を持ち掛けたジュエリー職人さんはこのような斬新なご提案を





このようなハーフエタニティーのダイヤリングを代わりにセッティングしたら
面白くなるのではないですか?

この「面白い」という発想がいいですよね。

なるほどと思い、お客さまにもお伝えしたところ、お客様自身も、
「いいね~、それ」とワクワクされたご様子でした。

この「ワクワク感」というのがジュエリーリフォームに大切な要素だと
あらためて実感させられました。

そして出来上がったのが、




わ~、こんなにも綺麗にそして違和感なく出来上がるものなのですね。




このジュエリー職人の技に魅了されました。

お客様にお見せすると、それはそれは大喜びでした。

ワクワクしていたリフォームがこのような形で出来上がったことに感激されていました。


このアイデアと技術はジュエリー職人ならではですね。

私自身は職人でないことが弱みと言いましたが、

「お客様とジュエリー職人の架け橋」

であることを強みにしていけるようにたくさん経験を積み、お客様に
良い提案をしていけるようにがんばっていきたいと思います。

この記事を書いたプロ

越野泰明

ジュエリーをよみがえらせる専門家

越野泰明(相談できる「宝石屋さん」-箕面のちいさな宝石屋-)

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