お客様の気持ちを大切に、お仏壇・墓石の準備をお手伝いします。（2/3）

いつまでも大切に受け継いでいただくために、「お仏壇の修理」いたします。

　また同店は、「おぶつだんの病院」として修理にも力を注いでいます。仏壇は長年使用しているうち、ローソクやお線香の煙で黒ずんだり、障子が破れたり、扉が閉まらなくなったりと、傷んだり汚れたりします。しかし、古くなった、壊れたといってすぐに処分できるものではありません。
　「モノとしての価値より、親の買った仏壇を大切に使い続けたいというお気持ちを大切にしたい」と田岡さん。同店では、仏壇全体の修理はもちろん、紗(しゃ)の張り替えなどの部分修理、掛け軸の修理にも対応。その技術の確かさは、寺院からも仏像修理の依頼を受けていることからもうかがうことができます。
　実は、現在は卸と小売りを中心に営んでいますが、かつては徳島県内に自社工場をもち、自社製造の長い歴史をもっています。「そのノウハウを現在も専属工場が受け継ぎ、熟練職人が一つひとつていねいに仕上げてまいります」と、責任をもって修理に対応しています。

　解体修理の場合は1〜2カ月、部分修理の場合は1カ月以内。修理期間中は、仏壇の代わりに祭壇を設営してくれるので安心です。「解体して修理すると、ほぼ新品同様になり、大変喜んでいただいています」。簡単そうだと自分で修理するとさらに悪くなる恐れもあります。まずはプロに相談するのが一番です。

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