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櫻井利雄プロのご紹介
随所に伝統工法の知恵や工夫を取り入れた、住みやすい家づくり(3/3)
心豊かに、穏やかに暮らしてほしいという思いを込めて
これまで、広告を出したことがないという桜井さん。自分たちの手で生み出した建物や施主が宣伝してくれたといいます。木の良さや価値を再発見する取り組みに対し表彰するウッドデザイン賞(林野庁補助事業)で、2016年に入賞したのも、施主である農家レストランのオーナーがコンテストに応募したからでした。新潟産のスギをふんだ んに使用し、木組みで仕上げた天井と高い吹き抜けが印象的で、「自然にやさしく包まれているような感覚が得られる」と高く評価されました。
桜井さんの代になって約50年。日本人の英知が詰まった木造建築のノウハウを、後世に伝えていきたいと考えています。
「伝統工法の本質は、玄関や水回りなどの方角や部屋の間取りといった家相をよくし、そこに住む人が心豊かに、そして穏やかに暮らせるようにすることにあります。昔ながらの風習だと感じるかもしれませんが、現在の生活にも十分に役立つ知恵です。時代の変化にうまく対応しながら、残すべきものは残していきたいですね」と、300年あまりの流れをくむ宮大工としての矜持も見せます。
桜井さんを筆頭に、熟練職人たちの丁寧で確かな技術が造り上げた建築物は、新潟に限らず、東京や富山、長野などにもあります。「どんな小さな仕事でも全力を尽くせと教えられてきました。要望があればどこにでも行きます。予算以上のことを常にさせてもらっている自負はありますので、気軽にご相談ください」
(取材年月:2021年11月)
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