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帯川大輔

妥協知らずの一着で魅力を引き出すオーダースーツのプロ

帯川大輔(おびかわだいすけ) / 紳士服テーラー

オーダースーツSapeur

コラム

オーダースーツSapeurについて

2023年8月1日 公開 / 2023年8月2日更新

テーマ:その他

コラムカテゴリ:ビジネス

洋服とは何か?
この【紳士服】と出会うまでは趣味というか衣類としての布のつなぎ合わせでしかないと考えておりました。

私は2歳から水泳を習い始め、小学生では全国大会を経験、高校では全国決勝の舞台を踏み、
大学生では日本選手権やワールドカップの出場を果たすなど、ひたすら水泳に打ち込んできました。






そんな私の普段着というのはジャージでしかありませんでした。休みの日もジャージ、部活のある日もジャージ。
故に大学4年生までの私にとって洋服というのはさほど重要なものではありませんでした。


そんな水泳漬けの私にとってもプロとして水泳を続けるのか、就職するのか選択を迫られる日が訪れました。

とりあえず就職活動はしなければならないと思い紳士服店へリクルートスーツを買いに行きました。
その時に対応してくださったスタッフの方の着こなしがかっこよく、紳士服業界へ進むことを決意致しました。


時は経ち、紳士服について勉強している際にコンゴ共和国のSAPEURという文化を知りました。
その文化に私は心底衝撃を受けました。

SAPEURの方々は年収の半分近くをスーツや高級なジャケットを身に着けています。
世界一洋服にお金をかける人々としてよく記事でも取り上げられています。
日本人は基本的に年収の1割弱をスーツに使います。


ではなぜコンゴ共和国のSAPEURの人々はここまで洋服にお金をかけるのか?
それは迫害や紛争地としての過去から、
【反戦体制を表現し、高級な洋服を汚さない為に武器を捨てよう】という考えからです。


冒頭でも話した通り私にとって洋服はただの趣味や布切れのつなぎ合わせでしかありませんでした。
しかしSAPEURの文化を知った時から、洋服で反戦体制の表現であったり、平和の実現に向かうことが出来る事を知り、洋服の可能性を感じました。


紳士服に限ってお話をすると、日本人にとっての紳士服は仕事で着用しなければならない作業着となっています。
しかし紳士服は装いを変えるだけでビジネスの戦闘服となります。
私のお店を出している長野県で、しっかりとしたサイズ感やディティール、着こなしをしているサラリーマンや経営者は少なく感じます。


しかし、SAPEURの様に紳士服には人生を変えうる可能性を大いに秘めています。
そんな紳士服や洋服の可能性を最大限に発揮し、お客様の人生を変えるテーラーになりたいとSapeurという店名に致しました。

当店は型紙からお客様のお体に合わせて制作し、今までにないスーツ体験をご提供いたしますので、是非ともご予約をお待ち致しております。


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