建設・建築に必要となる適切な足場仮設工事、ドローン家屋調査、図面作成、資格発行もご相談ください（2/3）

図面作成・資格取得にかける手間と時間さえも惜しいのが現場のホンネ

　高所での作業など、身の危険を伴う作業が多いのも建設・建築現場の常ですが、近年、作業現場に必要な資格が増加した背景には、効率やスピードを求めるがあまり、ルールや安全性が二の次になってしまい、現場で発生する事故が増加していたのもあることから、特に公共事業では安全対策を組み込んだ細かな図面提出を要求されるそうです。

「もし資格がない状態で事故が起きたら保険がおりない上に国からの罰則も重くなります。資格が必要とされるのは、万が一の際の責任の所在を明確にするためでもあるのです」
　そのため、一級とび技能士である淺田さんは、「足場の組み立て等作業主任者技能」の資格など現場で必要となる資格を取得。建設・建築に携わる企業の図面依頼や、資格取得に向けた講師としてサポートなどを行っているそうです。以前は足場やフルハーネスの資格を取得するための講習も、宮崎では1日6時間の講習が年に数回しかなく、日々現場作業に追われる企業や作業員にとっては取りたくても取れない事情があり、それが悪循環の元となっていたそうです。淺田さんのような現場に対応した資格を持つ方を招聘すれば、建設・建築の工程や作業効率が上がるうえ、資格取得に向けた講師の役割まで依頼することができるため、現場に携わる企業や作業員にとっては大変貴重な存在でもあるのです。

「定期的に訓練校や企業などで1回6時間の講習も行っておりますが、講習を受ければ『特別教育』という証明書が貰えますので、イベント等で足場を組むだけの作業員しかり、現場責任としても、今後、元請けからの仕事を請ける際の必要条件としても取得されたほうが良いと思います」

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【次ページ】年々厳しくなってきている建設・建築現場の作業＆労働基準

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