小島岳史プロのご紹介
人工関節手術支援ロボットを導入した手術と豊富な経験を生かしたスポーツ外来で患者を笑顔へと導く(2/3)
真に安全な手術を実現していくために、医師と医療機器メーカーが一体になって手術に臨む
小島さんが「大工仕事」に例えるように、人工関節置換術は電動ノコギリや骨を掘削するリーマーといった工具を用いる手仕事であり力仕事。その指針となるのが手術の設計図です。
「従来のレントゲン写真をもとにした2D(平面)の設計図ですと、図面通りに仕上げても実際には誤差が出ないとも限りませんでした。Makoならより精度の高い3D(立体)で設計図を書けるので、こうした可能性を排除できます」
そして、この3Dの設計図と連動して動くのがロボットアームです。
「ロボットアーム越しに手を動かしていくと、あらかじめ設計図上で設定した箇所でアームが止まります。そこでボタンを押せば、システムがアシストするままに骨を切ったり削ったり、人工関節を設置することができるのです」
1ミリでも手元がずれれば、近くの血管を裂いてしまう危険性もある整形外科手術。「両手でしっかり握っても、振動で結構ぶれる」という電動ノコギリですが、Makoのサポートがあれば「ぶれることがありませんし、腕も疲れません」と小島さん。
一方で「安全装備頼りでは、真に安全な手術にはなりません。医師として見るべきことは見ることが大前提です」とも語ります。また安全面の観点で言えば、Makoを使った手術には開発・製造元である医療機器メーカー「ストライカー」社の社員が必ず立ち会うのも心強い点です。
「社員の方と相談しながら進めます。大工さんが家を建てるときに、設計士さんが隣にいるような安心感がありますね」
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