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大西勝也

健康について一緒に考える心不全治療のプロ

大西勝也(おおにしかつや) / 内科医

大西内科ハートクリニック

コラム

大西内科ハートクリニックの診療理念

2013年6月20日

テーマ:クリニックの情報

コラムカテゴリ:医療・病院

みなさん、こんにちわ。大西内科ハートクリニックの診療理念についてお話しさせていただきます。
  私(院長)は、10年以上に渡り三重大学附属病院において、若い先生達へ、心臓の悪い心不全の患者さんをどのように診察・検査していき、どのような治療が必要か教育をしてまいりました。また、循環器系の学会において、最先端の新しい検査法や治療法をシンポジストとしてあるいは教育講演の招請演者として発表してまいりました。さらに、韓国心エコー学会やヨーロッパ心臓病学会から招請を受け、心臓の評価の仕方について講演を行っております。
  たとえば、心臓のエコーはどの医者がとっても検査料は同じですが、それをどのように解釈しそこからどのような治療法を選択するかは、医師の裁量に任されます。当院には、県内の各地や東京など県外からも、心臓の精密検査希望で来院される方がみえます。

 一番大事なことは、患者さんそれぞれによって病気の原因や重症度が違うということです。患者さん、一人ひとりにベストな検査・治療を提供するため、どこまで最善を尽くすことができるかということが、大事だと思っています。
  こういうことがありました。学生のとき、私は右肩を痛めました。X線やMRIでまったく問題ないから、すぐ直ると言われましたが、テニスでサーブをするたび、電気が走り、今でも20年間それに苦しんでいます。確かに、何度とっても画像的には、問題はないのですが、それは「画像の限界」ではないのかなと、最近思っております。実際、私が大学でエコー室の責任者であったのでエコーの画像を見ていると、診察上明らかに異常でも、画像上問題がないケースが多々あります。私は、若い先生に「患者さんが痛いと言ったら痛いんだ。別の方法で原因を探しなさい。」と言っていました。医者は、患者さんの病気を治すことも大事ですが、不安を取り除くことも大事だと思います。そのためには、できるだけわかりやすい言葉で説明をしていきたいと思っております。
  もうひとつ、大事なことがあります。
  それは、患者さんにもご協力お願いしたいのですが、基本的には自分の病気は自分の生命力で治すものです。私達医師はそのお手伝いをいかに効率よくできるかということです。一緒にあなたに最もあった治療法を考えていきましょう。

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大西勝也

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大西勝也(大西内科ハートクリニック)

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