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コラム

アゲハの幼虫

2024年5月14日

コラムカテゴリ:法律関連

 庭にミカンの木がある。買ってきたときには30㎝くらいだったが、今は1メートルくらいに成長している。
 何回か実をつけたことはあるのだが、とてつもないえぐみで食べられたものではない。食べて悶絶を繰り返している。
 ただし、アリなどにはご馳走のようで、庭に置いておいたところ、綺麗になくなっていた。

 






ミカンの木には、アゲハチョウが卵を産みに来る。茶色のものが幼虫である。
 小さい頃は、食べられないよう、鳥のフンに擬態しているのである。葉を食べて成長するのである。

 アゲハの全てがミカンの木に卵を産む訳ではなく、それぞれ違う葉を食べるようになっている。
 これは、生存戦略でそのようになったものと思う。
 以前、パセリを庭で育てていたところ、キアゲハが卵を産んだようで葉が全て食べられたことがあった。
 幼虫は餌がなく大変そうだったので、市販のパセリを購入してきて餌としてあげたのであるが、直ぐに死んでしまった。
 おそらくは、農薬のせいであろう。かなり綺麗に洗ったのであるが。大変かわいそうなことをしたが、庭のパセリは少ししか葉をつけなかったので、やむを得なかったと思っている。

 庭のミカンの木は、毎年葉が食べ尽くされるほどは幼虫はつかないので、そのままにしている。
 時々、卵を産みにアゲハが飛んできている姿を見るのも楽しみである。

この記事を書いたプロ

中隆志

被害者救済に取り組む法律のプロ

中隆志(中隆志法律事務所)

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