正直な仕事と姿勢で、納得し信頼いただける工事を実現（2/3）

繊細で奥深い塗装の世界

　学生時代から自分が好きなことを職業にできたらと考えていたという和久石さん。物作りが得意だったことから、木工を基本に製作技術を学べる専門学校に入学。その中で、さまざまな塗装技術について学びました。「塗料や塗装の技術によって、木の質感が最初のものとは全く違うものに変化するのを目の当たりにして塗装の世界の奥深さに魅力を感じました」

　さらに突き詰めてプロフェッショナルになりたいと思い、卒業後は地元岩手に戻り、盛岡市内の塗装会社に就職。「非常に技術力が高く、規律もしっかりとしていた会社だったので今日の自分はこの会社での教育のおかげです」と、当時を振り返ります。しかし、当初から職人として一生を過ごすことよりも自分で事業を起こして活躍することを決めていた和久石さんは、一級塗装技能士資格を習得し、岩泉での開業に踏み切りました。

　現在は、盛岡、滝沢、紫波などを中心に、岩手県全域から工事の依頼を受ける誠和塗装。少数精鋭の小さな塗装店のため、工事の受注状況によっては迅速な対応には限界があるものの、一軒一軒にこだわりの施工を実施。国内トップシェア製造の塗料を使い、一流の職人が手間ひまかけて丁寧に工事を行います。

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