庇のある家

2024年5月6日公開 / 2024年5月8日更新

コラムカテゴリ：住宅・建物

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/（株）匠人の西浦です。

庇を少し長めに出すことで、多目的のスペースを確保できます。和風建築独特のもので
以前はよくみられる縁側のようなスペースです。

自転車やベビーカーを置く収納のようなスペースとして活用することも
できますし、内を外をつなげる空間としてクッションのような役割を持たせることが
できます。

また、実質的な役割としては夏の熱さから室内を守ります。直射日光が室内に入ることを
防ぎ、室温の上昇を防ぎます。
冬は空気の対流を生み出すことで冷気の侵入を小さくします。
雨が降っても直接雨が吹き込むことを防いでくれますので、お子さんの遊び場や家族の趣味
スペースとして活用することもできます。

外部からよく見える配置になりますから、道路や隣地から離れた配置を検討したり目隠しを
設ける必要が出てくるかもしれません。
お庭の手入れも必要です。

しかし、このあいまいなスペースは人を集めることができるようです。