柳橋琢磨プロのご紹介
相続分野専門の税理士が、円満な解決と承継をサポート(3/3)
自身も毎年遺言書を書いて将来に備えている
親子や兄弟の仲が悪い場合、相続はかなり困難になりますが、柳橋さんは関係者の話を丁寧に聞きながら話をまとめていきます。「たとえ関係がこじれていても、資産を守りたいという気持ちが同じならば、全員が納得できるゴールが見えてきます。一人一人に会って話を聞いてみると、みなさんとてもいい方であることが多いのですから。例えば、ある兄弟の相続では、民事信託を利用して長子を受託者にし、下の子を監督人として見張り役に据え、司法書士のサポートもつけることで合意に至りました」。関係者全員が心から納得できるように相続を設計するには、法律面や制度に詳しいだけではなく、いろいろな人の考えを聞いて、そこから学ぶ姿勢が大事だと、柳橋さんは話します。「もともと私は人の話を聞くのが好きなのですが、これからも経験を重ねて、もっと聞き上手になっていきたいですね」
札幌周辺以外の地域からも相談が寄せられています。「長年農業や畜産の仕事をしてきた人が、畑や家畜を売却して事業を畳み、老後は札幌に引っ越したいという相談もあります。税の対策は、相続させる側が元気なうちにしておかないと不本意な結果になってしまうことも多いので、40代になったらまずは資産一覧を作成してみましょう。できれば、お盆や正月など家族が集まる機会に、みんなの前で公開するといいのですが、それが難しければ遺言書を書き、毎年見直してください。私も、毎年大晦日に遺言書を書いています」と柳橋さん。家族の幸せを未来につなげる時の、頼れるサポーターです。
(取材年月:2020年12月)
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