さまざまな視点からサポートする“健康コンシェルジュ”を目指して再始動（3/3）

SNSやオンラインも活用し、幅広い層に専門的な情報を届けたい

　小林さんは、SNSで季節のトピックスや健康に関する豆知識を配信。「もう少し専門的な視点から、より多くの人に情報を届けられたら」と、幅広い層を視野に入れたオンライン展開に力を入れています。
　
　「世の中には、コンディションの整え方のほか、介護やリハビリ、栄養摂取などに関する情報があふれています。いつまでも元気に活動できる体づくりのために、少しでも日常生活のヒントがお届けできたらうれしいですね」と、新しく生まれ変わった店舗同様、これからの新たなチャレンジにも意欲をみせます。

　「日々の暮らしの中で、『自分でも気づかず身体に負荷をかけるような歩き方や、体の使い方をしていないか』といったセルフチェックの方法や、体調管理のコツ、世の中で話題となっている健康情報などを解説していくため、第一線で活躍するアスリートのトレーナーで大学客員教授の廣戸聡一さんの提唱する総合身体理論「REASH理論」の習得や日々情報収集に努めて準備しています」

　薬剤師、鍼灸師としての豊富な経験知に加え、多方面で学習を重ねる小林さん。これまで単発的に発信してきた内容を整理し、系統立てて伝えることも検討しています。

　「コロナ禍を機に、ウイルスや細菌から身を守る自己免疫力アップに関心を持つ方も多いでしょう。一人一人の体質や生活習慣に合わせてアドバイスを行う『健康コンシェルジュ』のような存在となり、みなさんの健やかな心身を養うお手伝いをいたします」

（取材年月：2022年11月）

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