求職者と求人者がともに幸せになれるマッチングを目指して、介護業界で働きたい人をサポート（3/3）

「情報のバリアフリー化」を理念に掲げ、地域に根ざした情報を発信

　長年にわたり求職者と求人者の橋渡しをしてきた石崎さん。施設を訪れた際、就労をサポートした人が生き生きと楽しそうに働いていたり、採用の担当者から「良い人を紹介してくれてありがとう」と言われたりすることが、何よりうれしいと笑顔を見せます。

　「個々がやりがいを持って仕事に取り組むことは、雇用する側にとってもサービスの質が上がりメリットが大きいですし、働く側にとってもスキルやキャリアを磨くモチベーションになります。カウンセリングでは、今後のステップアップも含めて求職者さまとお話ししています。客観的に見て、現在お勤めの職場が条件的に恵まれていると感じた場合は、転職を再考するようご提案させていただくこともあります」

　働きやすい環境で、職員らが長く勤続できる施設が増えることは、利用者や家族に安心感をもたらし、暮らしやすいまちづくりにつながると語る石崎さん。「情報のバリアフリー化」を理念に掲げ、「地域に根ざし、皆さまのかゆいところに手が届く情報をこれからも発信していきたい」と力を込めます。

　「愛媛県内で介護業界への就職や転職を検討されている方は、お気軽にご相談ください。食事や入浴、リハビリなど、ケアを必要とする人たちはたくさんいらっしゃいます。利用者さまの生活を支え、見守りたいという皆さまの思いをかなえるため、誠心誠意お手伝いさせていただきます」

（取材年月：2024年3月）

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