認定講師の育成を通じて、もっとたくさんの人にアロマと手作り石けんの魅力を伝えたい（2/3）

自身の経験を通じて、アロマと手作り石けんの効力を実感

　手作り石けんの教室を開講する以前に、もともとはセラピストとして独立していた飯田さん。アロマテラピーとの出会いは、10年以上前にさかのぼります。「結婚後に就いた介護の仕事で、介護施設を利用する多くの方が足のむくみに悩んでいるのを知りました。何か良い方法はないかと模索する中で出会ったのが、リンパマッサージとアロマテラピーでした」。そこからアロマテラピーの奥深さに惹かれていった飯田さんは、アロマ専門店に転職。働きながらインストラクターの資格を取得して2010年に独立、セラピストとして活動を始めました。

　一方で石けんを手作りするようになったきっかけについては、「自分の子どもの肌が弱かったことから、余分な成分が入っていない手作り石けんを作ろうと思い、最初は独学で始めました。これも10年以上も前のことです」。その後、独立を機にハンドメイド石けん協会にも加盟。本格的に手作り石けんのノウハウを学び、各種認定資格を取得した後、現在はジュニアソーパーを育成することができる、シニアソーパーとして活動。愛犬向けの石けんづくりの知識を持った、犬の石けんインストラクターの資格も所有するなど、活動の幅を広げています。

　そして、現在、開講している手作り石けん教室でも、アロマテラピーのノウハウを加えることで、単なる“天然素材を使った肌にいい石けん”というだけでなく、“本物の精油を使った、癒される石けん”づくりとして好評を博しています。

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