マイベストプロ山梨

コラム

住宅ローンを組む人の60%が選んでいる変動金利の表と裏

緊急事態宣言の対象から外れ
少しずつ外出の頻度も
増えてきたでしょうか?

とはいえ、日常が戻るのは
もう少し時間がかかりそうです。

そもそも、我が家の買い物は、
遠くのスーパーまでガソリンを使い
より安い価格の商品を買いに
付き合わされることがよくありました。

私的には時間とガソリンの無駄遣いと
常に思っていましたが・・・

あなたは同じ商品だったらやっぱり
安いほうのお店に行きますか?

これが家という買い物だったら?

遠いとか、面倒とか考える前に
同じ家なら安いほうを選びますよね。

では同じ金額の住宅ローンを
借りるなら、

あなたは金利の安い変動金利を借りますか?
それとも固定金利を借りますか?

ほかの人はどうしているのだろう?
気になりますよね。

平成30年国土交通省の調査によると
住宅ローンを組んで家の購入をした人の
60%が変動金利を選んでいるそうです。

固定金利も3年、5年、10年のほか
フラット35と多くの種類があるのに
なぜ変動が60%も占めるのでしょうか。

変動金利の表の顔は、目先の魅力が満載


一番の魅力は金利の低さです。

3,000万円を35年間借入すると
山梨中央銀行の変動金利0.625%なら

月々の返済が79,544円
ずっとこのまま金利が変わらなければ
総返済額が33,408,564円。


中銀の10年固定金利0.850%なら
月々の返済が82,604円

同じく11年目以降もこのままなら
総返済額が34,693,985円。

その差は
月々の返済額で3,060円。

総返済額で1,285,421円もの差!

軽自動車が一台買えそうです。

同じお金を借りるなら金利の低い
変動金利を選んでしまいますね。

たしかにこれなら、
60%もの人が変動金利を選ぶ訳です。

ただし、金利の変動がなければ・・・
金利がこの先どう変動するかは
誰にも予測ができません。

変動金利で覚えておきたい3つの裏の顔


低い金利とは反対に裏に顔もあります。

一つ目は、利息が変わっても一定期間
気が付かないということです。

金利の見直しは6ヶ月に一回されます。 

そして返済額の見直しは5年に一回。

金利が上がると返済に占める
利息の割合が増えて、元金が減らない。

月々の返済額はその間変わらないので
金利が上がって負担が増えていることに
気が付かず、利息が増えていることも
分かりません。

5年後、返済額が再計算されるとき
「ローン残高が減っていない!」と
気づくわけです。

二つ目は、金利が低いから借りすぎてしまう
ということです。

毎月10万円の返済をすると
フラット35の固定金利(1.430%)なら
3,300万円の借り入れですが

変動金利(0.625%)なら3,770万円と
なんと470万円も多く借入ができます。

金利が低いことで本来の返済能力以上に
借りてしまう危険があるということです。

そして三つ目は、
変動金利から固定金利への切り替えは
難しいということです。

変動金利は日銀が決める短期金利
固定金利は国債などの長期金利に
連動しています。

知っておいてもらいたいことは
短期金利が上がるときには

長期金利(固定金利)は先行して
上がっているということ。

変動金利で返済額がギリギリな家計は
固定金利への切り替えは厳しくなります。

表と裏の顔を知った上での借り入れをする


物事には良い面と悪い面と表裏一体。
安さが目立つ変動金利も一緒です。

60%もの人が選んでいる変動金利。
金利が変わらなければ結果オーライ!

金利が上がれば仕方なし・・・

金利が上がると裏の顔が出てきます。

変動金利はどんなに金利が低くても
金利が約束されている期間は6ヶ月。

フラット35なら金利が多少高くても
その金利は35年のお約束。

将来の確実な金利動向は
誰にも読めないからこそ本当にお得な
金利タイプを選びたいですね。

*****************
あなたが住宅購入で迷っていることや
分からないことがあったら
『山梨住まいのFP相談室』へ
お気軽にご相談ください。
ご予約は専用フォームでも可能です。

====================

あなたの家庭の適切な住宅購入予算を知る方法

http://yamanashi-fp.com

====================

この記事を書いたプロ

家苗浩明

マイホーム購入&住宅ローン相談のプロ

家苗浩明(山梨住まいのFP相談室)

Share

関連するコラム