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仲澤宏一プロのご紹介
イライラと上手に付き合い、人生の質高めよう(2/3)
イラっとしたら、まず深呼吸
アンガーマネジメントの講座では、怒りの感情を否定するのではなく、怒りを軽減させる「対症療法」をはじめ、怒りにくい思考、相手への上手な言い方や伝え方などを指導しています。最近、あおり運転にまつわる事件が取り沙汰されていますが、「行き場のない怒りを周囲に爆発させているだけ」と仲澤さんは説明。対症療法として「6秒ルール」を提案しています。「事件は6秒間の中で起こるといわれます。イラっとしたら、まずは深呼吸したり、他のことに集中したりして、とにかく6秒間をやり過ごします」
さらに、仲澤さんは怒りを感じたときに、日時や状況をごく簡単に紙に書き留めることを勧めます。これを1カ月、2カ月と続け、書きためた物を読み返してみると、「夕方になるといつもイライラしている」「特定のあの人のこういう言い方が気に入らない」といった、自身の怒りの傾向が見えてくるといいます。
「心の中で『ストップ』と言い、真っ白い画用紙をイメージするのも効果があります。頭の中でその紙をくしゃくしゃと丸めて、ごみ箱にポイっと捨て、ふたをパタンと閉めます」(仲澤さん)。また、「その場から逃げる」のもお薦めです。夫婦げんかでどうにも収まらなくなったら、トイレに行ったり、外に出て星を見たりしてみてください。電車内で化粧したり、物を食べていたりする人にイラっときたら、別の車両に移ってしまうのもいいでしょう。「その場から離れることは、ひきょうでも、負けることでもありません。アンガーマネジメントでは無理に我慢してイライラするより、サーっとその場から離れることを勧めています」
「身近な人であればあるほど、怒りをぶつけやすいもの」と仲澤さん。人はそれぞれ違う価値観で生活しています。時には相手に求める事をあきらめる気持ちも大切です。夜遊びして帰宅が遅い娘に、「遅いじゃないか」と怒鳴るのは逆効果。「『遅かったね。お父さんは心配で仕方なかったよ。次は連絡してくれると助かるよ』と穏やかな口調で、感情を抑えて語り掛けてみてください。ちょっとした言い方一つで、娘さんも素直に耳を傾けて反省し、無駄な言い争いも減ると思います」
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