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古元奈保美プロのご紹介

故人の思い出と遺族のココロの整理士に(3/3)

古元奈保美 こもとなおみ

故人と遺族の心つなぐ仕事に達成感

 古元さんが同社を設立したのは30歳だった2014年。一人暮らしの祖父を亡くしたことがきっかけでした。仕事や子育てに忙しく、祖父の家の片付けがままならなかったことで、この仕事の必要性を感じたといいます。
それをあらためて痛感したのは、遺品整理士として初めて請け負った仕事でした。依頼人の女性の母親が暮らしていた家は、長年空き家になっていて、近所からも苦情が出ていましたが、きれいに片付け、さらに賃貸として利用できるように手配。作業中、食器棚の奥から、女性が幼いころ母親に宛てた手紙や絵、通信簿などが見つかりました。女性は「私はこんなにも母に愛されていたんですね。お願いして良かった。本当にありがとう」と涙を流したそうです。
 「これほど人に感謝されたことはありませんでした。ご遺族はずっと気に掛けながらも、さまざまな理由から遺品整理ができないでいます。その悩みを解消できることに大きな達成感を感じますし、故人とご遺族の心をつなぐことができるのもこの仕事のやりがいです」と語ります。古元さんは、遺品整理に関するセミナーの講師を務めるほか、エンディングに向けた準備としての生前整理などにも応じています。
「夢は、生まれ育った山梨を良くしていくことです。遺品整理や終活の取り組みを通じて、山梨の大きな課題になっている空き家を一つでも減らしていきたいです」と笑顔を輝かせました。

(2016年5月取材)

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