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一ノ瀬靖博

快適な住まいを守る屋根工事のプロ

一ノ瀬靖博(いちのせやすひろ)

(有)一ノ瀬瓦工業

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一ノ瀬靖博プロのご紹介

あらゆる屋根の相談に応じる若き瓦職人(3/3)

趣味の絵画

瓦の魅力を伝え、銀いぶしの家並みを取り戻したい

 住宅事情の変化とともに屋根材の選択肢も増え、低迷が続く瓦業界。「阪神大震災で多くの家屋が倒壊したことが拍車をかけ、『重い瓦の乗った家は危ない』という一方的な認識が広まり、“瓦葺き離れ”が進んでしまいました。しかし現在では建築技術の向上などにより、安心して屋根に瓦を乗せることができます。瓦の長所は、日本の風土によく合っていること。四季のある日本では屋根材に非常に多くの性能が求められます。瓦は耐久性、耐水性、耐火性、耐寒性はもちろん、屋根面に対して空気層を持つので熱が屋根板に伝わりにくく、雨音も気にならないなど遮音性もあり、軽量化も進んでいます。古くから日本人の身近にあったはずなのに、まだまだ瓦の良さが知られていない現状は歯がゆいものがあります」
 そんな中、若い世代を中心に日本家屋の美しさや高い機能性が見直されるようになり、現代建築を取り入れた和モダンの住宅が人気を集めるなど、少しずつ瓦葺きに回帰する動きがみられるようになってきました。洋風建築でも本物志向として洋風瓦が人気を高めています。「日本人には、瓦のある風景を心地よく思う感性が潜在的にあるのでしょう。いつの時代も人々の暮らしを静かに守り続けてきた瓦屋根が再び原点に立ち返りつつあるのだと思います」。
 一ノ瀬さんの夢は、歴史ある美しい「いぶし銀」の瓦葺きの景観を、日本各地に取り戻すことなのだそう。「瓦の可能性はまだまだある。僕自身、瓦はアートだと思っていますから。中でも日本瓦の本来の色であるいぶし銀は本当に美しい。いろんな形でいぶし銀を知ってもらえたらと、日々模索しています」。まずは広く瓦を身近に感じてもらおうと、瓦を使ったお香立てやコースターなど小物の販売を奥さまの経営する雑貨店で始めています。
 古き良き伝統を守るため、あえてこれまでの“型”を打ち破って前へ前へと突き進む一ノ瀬さん。屋根に関するご相談のある方は、ぜひ一ノ瀬さんの若さあふれる情熱と確かな技術に触れてみてください。

(取材年月:2010年8月)

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