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降矢健一

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コラム

レジャー施設のタイプ別、節電対策のポイント

法人、店舗の節電対策

2016年10月12日

ひと口にレジャー施設と言っても、遊園地や水族館、スケート場などさまざまな営業形態があります。どのレジャー施設も消費電力が大きいのは、空調設備です。そのため、空調設備から節電を図ることが重要です。

しかし、温度管理が必要な動物も存在するため、節電は一筋縄ではいきません。つまり、レジャー施設の営業形態にあった節電対策を講じることが大切です。今回は、レジャー施設の節電対策について解説します。

動物園や水族館、ボウリング場などさまざまな営業形態があるレジャー施設

ひと口にレジャー施設と言ってもさまざまな営業形態があります。

ひとつは「屋外レジャー施設」です。遊園地や動物園、クマ牧場のような屋外レジャー施設の場合、消費電力はあまり多くはありません。
というのも、エアコンを設置する必要があるのは、物販エリアや休憩スペースといった施設に限られるからです。ただし、動物園の場合、温度管理が必須な動物もいるため、節電は一筋縄ではいかないのが実態です。

次に「屋内レジャー施設」です。水族館やゲームセンター、美術館などが該当します。消費電力の大半は、エアコンによるものです。水族館は動物園と同様、水槽の温度管理が不可欠であり、無理に節電に走ることは危険です。

そして「スポーツレジャー施設」です。プールやスケートリンク、ボウリング場などが該当します。こういった施設では体を動かすため、温度管理が行き届いた快適な空間を提供する必要があります。
そのため、エアコンの温度を過度に調整することは難しいのが現実です。また、節電できるかどうかは、お客さんの入り具合によっても変わってくるでしょう。お客さんが多く入っているときは、エアコンをフル稼働させる必要も出てきます。

エアコンなど空調設備の節電対策を

それでは、各レジャー施設の節電対策について考えていきましょう。各レジャー施設の消費電力は空調によるものです。ですから、まずはエアコンの節電対策を実行しましょう。

エアコンは冷却効率を上げることが最も簡単な節電対策になります。そのため、エアコンの目詰まりを解消するフィルター清掃を行いましょう。これを行うだけで、約5%もの省エネ効果が得られる可能性があります。

また、室外機に日よけを設置することや室外機の風通しをよくすることも重要です。室外機の温度が上がると無駄な電気を消費することになるからです。室外機周辺に障害物を置かないように注意してください。

事務室や飼育部屋などに、扇風機やサーキュレーターを設置するのも一案です。これらの機器を設置すれば、エアコンの冷気が拡散するので冷却効果を得ることができます。ただし、効果があまり期待できないところもあるため、事前にしっかりと検討したうえで設置するようにしましょう。

ブラインドやカーテン、すだれなど日射を遮るための対策も必要です。高温に弱い動物などは、こうした対策が温度管理に最適です。グリーンカーテンと呼ばれる緑化対策も同時に行うとより高い効果が得られるはずです。

事務室やトイレなどは、エアコンの温度を28度に設定するようにします。スタッフの使う場所を中心に空調設備の節電を図るとよいでしょう。

古いエアコンを使用している場合は、新しいエアコンに買い替えるのも良いでしょう。しかし、一度に多額の入れ替え費用を捻出する必要性があるため、どのような節電対策が有効か入念に検討しましょう。

照明については、従来型蛍光灯から高効率蛍光灯やLED照明に交換することで高い節電効果を得ることができます。従来型蛍光灯からLED照明に交換すれば、約40%も消費電力がカットできます。こちらの対策も費用がかかりますが、長期に渡り節電効果を得たい場合は検討に値するでしょう。

もちろん、トイレや会議室など普段使用していない場所の電気は消しておきましょう。照明を間引き電力消費を抑えることも大切です。

従業員に対する節電の意識づけが何より重要

最近では、オンデマンド型の節電対策も普及しています。電力の需給状況をコンピュータが把握し、エアコンを遠隔操作するものです。

エアコンの有名メーカーであるダイキン工業などが、こうした節電対策に役立つインフラも提供しているため、時宜に応じて検討するとよいでしょう。

また、節電対策の専門家に意見を求めるのも重要です。前述した通り、レジャー施設といってもさまざまな種類があり、それぞれ講じることができる節電対策は異なっているからです。

そして、従業員への節電教育ももちろん欠かせないものでしょう。節電対策は、日々の積み重ねにより成立するものです。例えば節電担当者を任命し、節電状況を毎週会議で報告するなどして、従業員に対し節電を意識づけることが大切です。

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