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学校の節電対策はエアコンの使い方で工夫!

商業施設やオフィスビルなどと比較して、電力消費が少ないと言われる学校。しかし、最近では、エアコン付きの教室も増えてきており、節電対策が必須となっています。

学校の場合は電力消費の大部分が照明であり、エアコンの使い方が節電に与える影響は少ないという声も聞こえてきますが、実は工夫次第で節電効果が得られるのです。

特に、保育園などの小さな子どもが多い学校や塾など暑さが集中力の妨げになる学校ではエアコンは必須と言えるでしょう。この記事では、学校の節電対策をエアコンで行うべき理由について解説します。

学校の電力消費は約7割が照明。こまめに電気を消すなど日常の節電対策が重要

学校では、電力がどこでどのように使用されているか見ていきましょう。資源エネルギー庁の資料によると、学校における電力消費の内訳は、教室や職員室、廊下、体育館の照明が74%、次いで動力施設が12%、そしてOA機器、その他がそれぞれ7%となっています。

すなわち、学校においては教室や職員室ほか、照明需要がほとんどだということがわかります。そのため、学校で節電対策を図る際は、まず照明から着手したほうがよいでしょう。

ちなみに、体育館と教室、職員室、廊下の照明比率はおおよそ1:6となっています。
誰もいない教室は電気を消す、照明をLED化する、こまめに電気を消すよう学校職員への教育を徹底するなど、まずはできることから進めていきましょう。

エアコン完備の教室は、エアコンの温度を調整するなどして節電を図る

上記で説明した学校は、教室部分に空調が少ないケースです。

全国的に見るとエアコン完備の教室はまだまだ少ないですが、エアコンなどの空調システムが稼働している場合は、空調システムの消費電力が照明機器の消費電力を上回るおそれもあるため注意が必要です。

エアコンを使えば、消費電力は一気に跳ね上がりますが、これも時代の要請でしょう。

特に、小さな子どもが大半を占める幼稚園や保育園などはエアコンの使用を避けることができません。

また、最近は小学校などでもPTAによるエアコン設置運動などが活発化しており、夏期は熱中症の心配があるなか、公立学校においてもエアコンの設置は進むと見られています。

塾などの民間企業による学校の場合は、常時エアコンを使用する必要があり、固定費となる電気料金を安くできれば、コスト削減にもつながることでしょう。

エアコンの消費電力を抑える工夫のひとつとしてよく知られているのは、設定温度を高くしておくことです。28℃程度がよいと考えられていますが、それは教室の環境によっても異なるため、時宜に応じて設定温度を変えていきましょう。

教室が暑くなるのは空気が循環せず、暑い空気が教室内にこもってしまうためです。そのため、エアコンの空気を教室内で循環させる工夫も大切です。扇風機やサーキュレーターなどを併用すると効果的です。

塾や専門学校の場合、全部の教室が稼働しているケースのほうが少ないでしょう。稼働していない教室は、エアコンの電源を切っておくことが重要です。夏期は、エアコンの電源を切ると教室内は当然暑くなりますが、授業を行う数分前にエアコンを稼働させれば十分に対応できます。

職員室や保健室などの学校職員が常時いる教室の場合は、エアコンの電源を切るというわけにはいかないでしょう。ここでも、扇風機やサーキュレーターを使用するのも一案ですが、今や定番となったクールビズを励行することも大切でしょう。

フィルター清掃、修理、買い替えなどエアコンの節電対策はまだまだある

学校の場合、古いエアコンを使用しているケースが頻繁に見られます。このようなエアコンは消費電力が多く、節電効果があまり見られないことも考えられます。フィルター清掃を怠ると消費電力が増えるため、エアコンのメンテナンスも節電を図るうえでは欠かせないものでしょう。

初期費用はかかりますが、確実に節電効果が得られるのは、エアコンを買い替えることです。新品でも中古でも良いのですが、最近のエアコンは消費電力が少ないだけでなく、さまざまな機能が付いており、重宝します。

老朽化したエアコンは部品を取り換えたり、修理を行うことも重要でしょう。そして、エアコンクリーニングを行うことも一案です。

エアコンをきっかけにして、学校全体で節電対策に取り組むことは教育にもプラスの効果があると思います。昨今、エコ意識が高まっており、「環境教育」の必要性が声高に叫ばれているからです。

節電対策を通して、どのように電気がつくられているか、節電はなぜ必要なのかなどさまざまなカリキュラムで授業を実施することも「環境教育」にとっては、意義のあることでしょう。

学校の節電対策は単にコスト削減につながるだけでなく、子どもたちの教育にも寄与すると考えて前向きに取り組んでみてはいかがでしょう。

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