すべての産業に対応。企業の組織強化を実現する“キャリアリノベーション（キャリアの再構築）”の威力（2/3）

コロナ禍で個人のキャリア診断が増加。「自分の新たな可能性を発見するきっかけにしてほしい」

ここ数年の新型コロナウイルスの感染拡大で、働き方も大きく変わりました。飲食業や観光業など、苦境に陥っている業界も少なくありません。「今、個人のキャリア診断の依頼がとても増えています。『コロナ禍で離職したが、次の仕事探しがうまくいかない』『資格を取って介護・病院勤務に就いたけれどしんどい』など、悩みはさまざまです。皆さん、今の暮らしや老後の不安もある中で、自分の気持ちを未消化のまま、仕事を探したり続けたりすることに限界を感じているようです」

キャリア診断は全3回。初回の面談（60分）は無料、2回目に2、3種類のツールを使った精度の高いキャリア診断を行い、3回目はその報告となります。全てオンラインで対応してもらえるので、遠方の方も気軽に受けることができます。

「キャリア診断の一番の魅力は、『自分にとってのストレス』『自分の強み』がはっきりと分かることです。例えば同じ看護師の仕事でも、その人にマッチする診療科や働き方が必ずあります。今いる職場で配置転換してもらって働き続けるも良し、今とは全く違う仕事に転職するも良し。キャリア診断では、今の仕事で向いている分野と、全く違う職種の仕事を両方紹介しています」

ある調査では、「仕事の悩みを相談する相手は、家族か友達がほとんど」という結果が出ているそうです。廣瀬さんは「身内だと同情はしてくれるかもしれませんが、具体的なアドバイスは難しいでしょう。第三者から客観的なアドバイスを受ければ、自分だけの枠からきっと脱却できるはずです。新たな自分の可能性をぜひキャリア診断で見つけてほしいですね」と力を込めます。

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