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三井寺浩樹プロのご紹介
地震が来ても、生命と財産を守る「安心の住まい」を求めて(2/3)
揺れを感知し、すぐ浮上。自宅で効果を実証
「AIR断震システム」は、空気圧で浮くことのできる基礎部分、圧縮空気をためておくエアータンク、空気を圧縮するコンプレッサー、地震を感知してシステムを作動させるコントローラーで構成されています。
通常時は地震センサーが揺れを監視する一方、タンクに圧縮空気をためておいて、地震発生に備えます。地震センサーが揺れを感知すると、タンクの圧縮空気を瞬時に放出し、家を浮かせます。揺れがおさまると、空気が抜けて、家は元の位置に戻ります。
余震が来ても大丈夫。エアータンクの容量は、家を数回浮かび上がらせるだけの能力があります。コンプレッサーには蓄電池が装備されており、停電の時でも運転を続けることができます。
阪神大震災では、家屋の倒壊や、家具が倒れて下敷きになるなどで多くの犠牲者が出ました。その教訓を踏まえ、「地震でも壊れない家」として開発されたシステムです。東日本大震災の際にも、このシステムの有効性が実証されたといいます。新築の場合、ほとんどの工法の住宅と組み合わせることができます。
ことし1月に完成した三井寺さんの自宅で、実際にシステムを作動させてもらいました、「プシュッ!」という空気の音がした瞬間、家全体が2センチほど浮かび上がりました。素早い反応もポイントの一つです。
「自分で設計して施工して、実際に生活しているから、良さも不具合もよく分かる。常に改善しながら、『生活の場』として実際に見てもらっています」。自宅が仕事場とモデルルームを兼ねているのです。
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