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遠藤隆

食文化に一層の輝きを与える業務用食器のプロ

遠藤隆(えんどうたかし)

有限会社 和泉屋

コラム

陶器と磁器の違い 陶磁器について詳しくなる

2019年7月13日

テーマ:食器




焼物は、原料となる土、釉薬の有無、焼成温度の違いによって、陶器・磁器・土器・炻器に分類されます。
その中でも陶器、磁器が「やきもの」の多くを占めます。
よくご飯茶碗を買いたいという方から、陶器がいいのか、磁器がいいのかという質問をいただきます。
実際、陶器と磁器にはどのような違いがあるのかまず基礎知識として詳しくお伝えします。


1.陶器と磁器の比較
陶器と磁器は様々な点で異なります。

以下8点まとめておりますので、それぞれについてお伝えします。

1-1.原料について
陶器
主に自然界に取れる粘土

磁器
白色粘土、珪石(石英)、長石、陶石の粉末を含む

1-2.焼成温度について
陶器
1000~1200度

磁器
1200~1400度

1-3.質感について
陶器
ザラザラしたり、でこぼこしているが口当たりはやさしい

磁器
つるつるとしてなめらか

1-4.音について
陶器
指ではじくと鈍い濁音

磁器
指ではじくとチンとした金属質のクリアな音

1-5.釉薬について
陶器
1種類だけでなく釉薬を重ねることもあり、かけ具合で仕上がりが変わる。

磁器
全体的に釉薬をかけるため、表情は均一でなめらか。

1-6.重さについて
陶器
厚手で重い感じ

磁器
薄くて軽い感じ

1-7.高台の素地の色
陶器
釉薬がかかっていない高台や高台脇を「土見せ」と呼び、土本来の色が見えます。

磁器
白いのが特徴。陶器よりなめらか。

また、焼成中くっつかないように、窯入れ前釉薬を拭き取ります。

1-8.吸水性について
陶器
多少の吸収性がある

磁器
吸収性がすくない

2.陶器、磁器の6つの特徴
2-1.陶器の特徴



別名「土もの」

土の素朴な味わいや温かさ感じられる
磁器に比べて割れやすい
厚手で熱しにくく冷めにくいため、温かい料理に合う
水気を吸うため、汚れがつきやすい
電子レンジOK(但し金銀彩、色絵のある器は使えません)
吸収性があるので、水気を取って収納。
器を裏返しにして干すなどして水気をとる
食器洗浄乾燥機の使用は問題ありません。
ただし、上絵付け、金彩・銀彩などは、食洗機にはあまり適していません。
また、器と器があたらないような入れ方をしてください

2-2.磁器の特徴




別名「石もの」

鮮やかな絵柄や表面の美しさがある
陶器に比べて強度があり、実用的な器
薄手のため熱を伝えやすく冷めやすい
水気を吸わないため、汚れがつきにくい
電子レンジOK(但し金銀彩、色絵のある器は使えません)
洗ってすぐ収納可能
食器洗浄乾燥機の使用は問題ありません。
ただし、上絵付け、金彩・銀彩などは、食洗機にはあまり適していません。
また、器と器があたらないような入れ方をしてください)
3.まとめ
陶器と磁器の違いをお伝えしました。

当記事を通して、陶器と磁器、器選びの参考にしていただければうれしいです。

各々の食卓にあう器や季節に応じて陶磁器を選ばれるのもオススメです。

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