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佐藤博子

マナーと話術で魅力を磨くコミュニケーション術のプロ

佐藤博子(さとうひろこ)

ムーンアンドスター パートナーズ

コラム

気持ちを伝える声の力

コミュニケーション

2014年8月26日 / 2014年8月29日更新



先日、ある企業の大会でコミュニケーションについて話をさせて頂きましたら、そこでお会いした方がこんなことを教えてくださいました。


「最近の若い人たちは、一緒にいても話をしないんですよ。隣にいても、直に話さず、スマホでメッセージをやりとりして会話をしているんですよ。」

「えっ?隣にいて、話をしないのですか?」

「ええ。面と向かって話をするよりも余計な気を遣わずに済むので、楽なんでしょうね。
だから、ドキッとするようなすごい言葉がスマホ画面の中で平気で行き交っていますよ。」

・・・・驚きました。


たとえば、
「おいしい」という言葉。
書き言葉なら、たった4文字。
「おいしい」ことは伝わりますが、どれくらい美味しいのかまでは伝わりません。
でも、相手を見て、話して伝えれば、4文字で
どれくらい「おいしい」のか、美味しさの大きさまで伝えることができます。
どんな表情で、どんなしぐさで、どんな声で、どんなイントネーションで、どんなふうに伝えるのかで、4文字に 喜びや感激、感動、感謝の気持ちまで込めることができるのです。


「痛み」や「苦しみ」も同じこと。

実際に、相手を見、声を出して話をするから、
相手の表情、声や話し方などに触れるから、
相手の痛みや苦しみの大きさや深さが伝わり、そこに、共感や思いやり、気遣いや心遣いが生まれるのだと思うのですが・・・


そんなことを考えていたら、絵文字のデザインをしている友人がこんなことを・・・

「これからは、言葉はなくても絵文字だけで会話ができるようになるよ。それがいいかどうかは別だけどね。」

やっぱり、複雑な気持ちになりました。


結局は、どちらかに一方に頼るのではなく、両方の長所を活かし、TPOに合わせて使い分けることが、一番のコミュニケーションであり、心地よい人間関係を築く秘訣ということなのかもしれませんが、
自分の気持ちを伝える "声" の力を、
もっと 信じて、
もっと 頼ってもいいように思います。



写真は、
【積水ハウス街かど展示場 家族の会話が聞こえてきそうな素敵なダイニングです.】

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佐藤博子

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