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三浦淳志

花の魅力で人々を癒やすフラワーデザインのプロ

三浦淳志(みうらあつし) / フラワーデザイナー

花蔵(はなぞう、HANAZO)

コラム

頑張れ受験生!【受験生に贈る花】花言葉のいろいろ

2023年2月5日

テーマ:季節行事

コラムカテゴリ:くらし

今年は最強寒波により夜は本当に冷え込みますね。
鉢物や切り花は涼しいほうが良いのですが、さすがに凍ってしまうと一気にダメになてしまうので窓際に飾っているものは窓から遠ざけて、床に置いてあるものはテーブルの上にあげるか下にスチロールを敷くなどして対策することをお勧めします。

この寒い中、受験生は試験の追い込みに励まれていることと思います。
長い間頑張ってきた努力が花開くことを心から願っております。

さて、花言葉でも受験生にぴったりの花があることをご存じでしたか?
なんと「合格」という花言葉がある花があるんです。
その花とは、

「ラナンキュラス」なんです。
普通にネット上でラナンキュラスを調べると「とても魅力的」や「優しい心遣い」などが表示されます。確か自分の記憶の中でもそのような意味合いがあるなあと思っていました。
ところが、「花言葉 合格」と検索すると・・・「ラナンキュラス」が表示されます。
これには驚きました。

実は、一つの花には様々な意味合いがつけられていてラナンキュラスも八重咲きの花びらが豪華に咲く為に、縁起が良く豪華の花とされたようなんです。

他にも「マーガレット」。
花が咲ききっても花が落ちないことから合格の花とされているようです。
これは花言葉ではなく花の様子から縁起が良いとされているようですね。
ただ、それがいつのまにか花言葉になっている可能性もあります。

花言葉はいつ、どこで誰が決めたのでしょうか。
古いものではギリシャ・ローマ時代からある花ことばがあったようですが、
いつの間にかいろいろな意味合いを持たされていく中でそれが花言葉として一般的に定着されていったようです。

色や場面で意味も変わったりしますし、バラは愛情のほかに本数で意味合いが変わっていくものもあります。

時折、「〇〇の意味のある花は?」とか「〇〇の花の花言葉は?」と聞かれますが、やはり代表的な花の意味合いぐらいしか把握してないものが多く皆さんと同じようにネットから情報を見つけることが多いです。それでも年々少しずつ意味合いが増えていったりするので、意味合いを持たせて花束を作って贈った場合、受け取る側もその意味を把握してないと意味合いを取り違えたりすることもありそうですから、説明が必要だったりカードに花言葉を添えたりした方が良いかもしれませんね。

何はともあれ、ラナンキュラスとマーガレットは受験生が目指している「合格」の花言葉またはそういった意味合いがあるようなので、勉強机の傍に一輪飾ってあげるのはいかがでしょう?
もちろんカードに「花言葉は合格。頑張ってね」って添えてあげて、ですね。

合格祈願の花

三浦

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