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小山恒二

ハイセンスな映像と広告媒体を駆使した宣伝プロデュースのプロ

小山恒二(こやまこうじ)

HanaCinema株式会社

コラム

映画レビュー「海賊とよばれた男」

映画レビュー

2017年1月3日 / 2018年8月7日更新

あけましておめでとうございます!
広告宣伝プロデューサーの小山です。
今年もよろしくお願いいたします。

私、映画館で見る映画好きなので、
暇ができると近くの映画館にふらっと足を運び、
ちょうど上映している2〜3本の映画の中からひとつ選んで見て
その映画を映画館で見た証拠として必ずパンフレットを購入しています。

そんな訳で、今後近くに住んでいる映画好きの方々がいたら「映画で交流ができたらいいなー」と、思い立ってしまったので、今年からできる限り映画館で見た映画レビューもコラムに書いていきたいと思います。

もし、私小山と映画で「交流してもいいなー」と思われた方は、Facebookなどで、交流できれば嬉しいです。お気軽にメッセージやコメントをいただければと思います。

さて、今回見て来たのはこちら

映画「海賊とよばれた男」




この映画のジャンルは、私、小山の好きなジャンルのひとつです。
企業と歴史的時代を生き抜いた人物にフォーカスした、歴史経済のヒューマンドラマです。

まず、戦後日本の描画が物語に違和感無く映し出されていたのが印象的でした。ドローンを使ったグリーンバック撮影がVFXによって見事に合成されていて、実際の映像とVFXの境界線がどこなのか映像を見る限りでは分からないほど、素晴らしいクオリティーです。技術チームと映像演出のこだわりを感じましたし、さすが、日本が誇るVFXの第一人者とも言われている山崎貴監督と、「永遠の0」の製作チームの作品だと思えました。

こういった技術力を見れるのも、TVやインターネット動画にはない映画の楽しみ方ですね。
これからの邦画界の宝になると思ったらワクワクしました。

そして、物語を彩ってくれる個性豊かなキャラクターに仕上げてくれた
キャスト陣と、衣装とメイクさんも素晴らしいと思いました。

主演の岡田准一さんは、主人公国岡鐵造の一生を演じきり、勢いある若さと、どっしりした初老までを完全に演じきっていたと思います。規模は違えど、私もこの主人公のように若くして創業した社長ですから、もし、少しでも嘘くささがあれば、感情移入できずの飽きてしまったと思うのですが、映画を見ていて体温が上がるほど、自分事として重ね合わせる事ができていました。若き創業者の悩みと勢い。そして、初老になったそれまでの経験と、人生と時代の荒波を乗り越えてきたから出る自信と風格あるどっしり感。約2時間半の作品の端々にそれらを感じられる素晴らしい演技でした。

また、脇役のキャスティングも素晴らしいですね。「北の国から」や「ALWAYS〜三丁目の夕日」シリーズの松岡秀隆さんの演技は、岡田准一さんよりも年下に見えましたし、若手部下に見えましたし、「寄生獣」の染谷将太さんは、現代の若者顔にも関わらず、戦前戦後の時代のやんちゃな若者のイメージのままで見る事ができました(まあ、主演含めてキャスト陣が個性あるイケメン揃いだったからかもしれませんがw)。綾瀬はるかさんと堤真一さんの出過ぎていないのに印象に残る感じも良かったです。

まあ、個人的には、鈴木亮平さんと小林薫さんのキャスティングと演技が一番良かったですね。
映画という限られた時間内での作品に深みを作る重要な二人だったと思います。



この「海賊と呼ばれた男」のモデルとなっているのは、出光興産(株)の創業者である出光佐三氏です。
こういった方が、戦後日本の経済を支え、生き抜いていたという事実は、現代日本の職業人という立場にある私たちにとって“重要なこと”だと私は思っています。

歴史の上に、私たちは立っていて
その恩恵を預かり、その恩恵を次に繋ぐ。
それは、とっても大切なことだし、“重要なこと”だろうと思います。

若干、深読みになってしまいますが、それを伝えることができるのであれば、売れる売れないの経済システムや、政治や教育をも超越して文化をも超える“大義である”と思います。私は、それこそが映画の力であると思っています。

大小限らず、ご自身で商売をされている方
熱意をもって、お仕事をされている方
邦画好きの方は、もちろんですが
新年は、映画「海賊とよばれた男」を見てみてはいかがですか?

映画「海賊とよばれた男」の予告編はこちら

この記事を書いたプロ

小山恒二

小山恒二(こやまこうじ)

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