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古瀬一幸

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古瀬一幸(ふるせかずゆき) / 行政書士

古瀬行政書士事務所

コラム

民法(相続法)改正について(その6) 特別の寄与

2020年2月27日

テーマ:相続法改正について

コラムカテゴリ:法律関連

 旧法においては相続人にしか寄与分がなかったのに対して、今回の法改正で相続人以外の者の貢献を考慮する方策が設けられました。
 これは、特別の寄与制度であり、被相続人に対して無償で療養看護等その他の労務の提供をしたことにより被相続人の財産の維持、増加について特別の寄与をした被相続人の親族(相続人、相続放棄者を除く)を特別寄与者として、相続の開始後、相続人に対し、寄与に応じた額の金銭の支払いを要求できることとなったものです。典型的な例として出されるのが被相続人の介護をした被相続人の息子のお嫁さんの場合でしょう。
 この特別機用料の額は、家庭裁判所が寄与の時期、方法及び程度、相続財産の額などの事情を考慮して定めるものとされています。但し相続財産の価額から遺贈の価額を控除した残額を超えることはできません。また遺言によって特別寄与料の額を定めたり逆に排除したりすることはできないとされています。
今回はこの辺で。

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