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  1. 民法(相続法)改正について (その3) 自筆証書遺言の方式緩和と保管制度
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コラム

民法(相続法)改正について (その3) 自筆証書遺言の方式緩和と保管制度

2019年11月17日

テーマ:相続法改正について

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 働き方改革

今回の法改正で自筆証書遺言に関しても幾つか改正がありました。その一つは自筆証書遺言の方式緩和でありもう一つは自筆証書遺言の保管制度の新設です。
 前者は旧法では全て遺言者の自筆が要求されていた自筆証書遺言について、その財産目録については自筆であることを要しないとしたことです。方式については各頁への署名押印以外特段の定めはないので、パソコン等による作成はもちろん代筆、貯金通帳等のコピーでもかまいません。これにより自筆証書遺言で一番面倒であった財産目録について省力化でき、自筆証書遺言の利用を促進することと考えられます。
 後者については、相続時の紛争を防止し相続人が遺言書の存在を容易に把握できるように遺言者の本籍地又は遺言者が保有する不動産の所在地を管轄する法務局に自ら出頭し保管の申請をして法務局に自筆証書遺言を保管してもらうものです。この改正に関しては保管に関する法律が別途制定され令和2年7月10日から施行されます。保管の際に本人確認はなされますが、遺言書の内容の正確性や遺言者の遺言能力については確認されない点で問題は残りますが、遺言書の紛失やある程度の紛争防止には役立つものと思われます。
今回はこの辺で。

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