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大場脩

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大場脩(おおばしゅう) / ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルサポーター

コラム

保険見直しのコツ−「保険はシンプルでいい」

2019年6月6日 公開 / 2019年10月29日更新

テーマ:保険のこと。

コラムカテゴリ:お金・保険


保険会社の研修へ参加してきました。

昨日、保険会社の研修に参加してきました。商品の内容に関する研修です。
私が感じるのは、年々保険商品が複雑になっている感じがしますね。特約が増えたり、内容が色々と変わったり、新たな商品が出たり。保険業界内での競争を考えると、各社とも他社より優位性を保つ必要性があるのでビジネス面ではそうなるのは当然だと思いますが。

保険は「シンプル・イズ・ザ・ベスト」

私は保険のプランニングや見直しの相談案件もいただきますが、一貫して伝えていることがあります。
それは、

「シンプルが一番良い」

ということです。新たな商品や特約が出たからと言って次々に切り替えや見直しをするのではなく、一度しっかりと決めたら、そうそう容易に変更しなくてもいいということです。
また、プランニングをする時もベースとなる部分はしっかりと決めて、あとはあれもこれも特約を余計につけないということをオススメしています。シンプルでいい理由をあげますね。

・医療環境、保険を取り巻く環境は変化している。

理想は変化に合わせて保険も変えていくことです。

しかし、その度に切り替えをしていては、年齢によっては保険料が増大する場合もあるし、手間もかかります。保険、保障も重要ですが、保険だけにお金をかけるわけにはいかないですよね。

医療保険を例にとってみます。医療保険が必要か否かはその方の公的保障額や収入や支出、考え方によります。医療保険といっても、いろいろな特約があります。例えば、三大疾病になったら保険料を免除する特約や女性特有の疾病に関する特約など。特約がたくさんあれば、それだけ保障の範囲も広がりますが、保険料負担も大きくなります。

医療保険のベースとなるところは、

・入院日額でいくら保障されるのか。

・手術ではいくら保障されるのか。

といったところです。そこさえしっかりしていれば、把握しておけば医療保険の役割は果たせると考えています。私が医療保険について相談を受ければ、ベースとなる保障(入院日額いくら、手術でいくら)+先進医療特約という形がメインでお話をすることが多いです。

特約の有無はその方の判断や考え方によります。私はシンプルでいいのではないかなと考えています。

もちろん、ベースとなる保障はしっかりと確保します。あとは流動的に対応することが望ましいです。(保険だけにお金をかけるのではなく、貯蓄や運用などにも目を向ける)

だって、将来のことはわかりませんから。保険だけにお金をかけると、保険にだけお金が行っていて、何か変化があった時やお金が必要な時にお金が手元にないという状態になり、対応ができなくなります。

・シンプルだからこそ、内容を把握しやすい。

よく考えてみると、保険を使う時は、病気や死亡などネガティブな状況です。いろいろと手一杯になっていることが多いので、保険の内容まで頭が回らないはず。だからこそ、シンプルにわかりやすい方がいいはずです。

保険に加入する、検討する時(入り口)はどこの保険会社か、複数社からいいとこ取りなど色々と悩みますが、保険の重要なところは出口、受け取る時です。それと保険料はこれから支払っていくわけですから、入り口だけではなく、出口、その途中(保険料を払っているところ)を考えてみるのいいのではないでしょうか?

・シンプルだからこそ、無駄な保険料を払わなくていい。

保険契約はメインとなる主契約と特約に2つに分かれています。定食で例えるなら、主契約はごはん、特約はおかずと同じです。定食でもおかず(特約)が増えると料金が上がります。

シンプルにしておけば、無駄な保険料を払わなくていいので、無駄な支出を抑えることができます。支出が抑えられれば、他の部分にお金が回るので、自分や家族の可能性をさらに広げることができますね。

・保険にしかできない事もあるが、保険ではできない事もある。

保険商品ができることは「保障」です。何かあった時に経済的な保障を得ることができます。しかし、何もなければ、何もありません。

そして、お金の使い道は様々。保険だけがお金の使い道ではありません。保険に多くお金をかけ過ぎるということは、「使い道が限定された貯金箱にお金をたくさんいれている」のと同じです。

がん保険を例にとってみます。がん保険なら「がんになった時にお金が引き出せる貯金箱にお金を入れている」のと同じです。

・がんになった時にお金が引き出せるので、その貯金箱は「がんになった場合」は大きな力になります。

・しかし、がんにならない場合はその貯金箱を開けることはできません。

がん保険は、がんになった場合は、大きなお金を受け取ることになるので、治療や生活に役立てていただけますし、大きな力になります。これは保険にしかできないことです。
しかし、がんにならない場合は全く役に立ちません。

保険にだけお金をかけることは、使い道が限定された貯金箱にお金をいっぱい入れているのと同じです。その使い道に当てはまれば大きな力になりますが、そうでない場合は何にもならないです。

もちろん、そういう時のためのお金を確保しておくこと(保険)は大切ですが、お金の使い道はそれだけではないはずです。いざという時のために備える必要がある金額を明らかにして、そこを埋めることができれば保険の役割は果たせています。大切なのはどれくらい必要なのか、それとも不要なのかを明らかにすることです。

保険商品は万能な金融商品ではありません。保険でできること、得意分野は保障、それ以外のことは苦手分野です。保険でできることもあるけど、世の中には保険ではできないことの方が圧倒的に多いです。

何事もバランスが重要ですね。貯蓄、運用、保障、それぞれバランスよく確保していくことが大切です。

保険で悩み続ける時間とお金がもったいない。

保険で悩み続ける時間とお金が本当にもったいないです。時間とお金がどんどんなくなっていきます。早めにすっきりと解消する事をオススメします。保険は必要な範囲を必要なだけカバーしたらあとは用済み。保険の悩みが解消すれば、お金が色々なところに回り、自分や家族の可能性を広げてくれます。そしてお金の使い道が増えます。

お金の使い道が増えるということは、前向きな悩みが増えるということ。前向きな悩みを増やしましょう!

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