広告は情報のコミュニケーション！　人と事業を活かす宣伝手法をプランニング（1/3）

印刷するだけじゃない、さらに進化した広報総合企画のプロ集団

　株式会社曙印刷は、1976（昭和51）年に創業。現在は、創業した川合勝太郎氏から引き継ぎ、長男の勝芳さんが代表取締役をしています。
　「印刷会社と言うと、依頼を受けて印刷するだけと思われるのですが、当社はマーケティングが中心です。お客様が何を求めてチラシなどの印刷物を作りたいのか。その目的がどうすれば達成されるのか。まずはそれを考えることから始めるんです」。
　
　川合勝芳さんは、高校卒業後、建築設計事務所に入社。その後、ある人との出会いをきっかけに起業し、飲食店を経営するなど事業を展開しました。しかし、父親が曙印刷の経営に苦労していたことから、印刷のことは何も分からないまま手伝うことになったそうです。そして、お客様や同業者の方々に支えられながら今日を迎えています。
　「実は、営業はしたくなかったんですよ。」と、笑う川合さん。　「しかし、実際にやってみて、営業というのは、人を活かしたり、相手の気持ちを理解する、コミュニケーションが重要だということに気づきました。私は中学時代からバレーボールをしており、その後、指導もしていましたが、団体競技は最もチームワークが大切で、似たものを感じています」。
　中学、高校時代は多くの全国大会に出場し、国体では4位という成績を収めたという川合さん。その経験が、広報の現場にも活きているのかもしれません。

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